「バベルの塔展」と「大英自然史博物館展」を見てきました。

先日上野にでかけ、

ブリューゲルのバベルの塔展@東京都美術館と
大英自然史博物館展@国立科学博物館を見てきました。
2つの展示会では、
バベルの塔の顕微鏡レベルの緻密さとスケールの大きさに圧倒され、
大英自然史博物館の展示品にみる、営々と引き継がれてきた自然への探究心に圧倒され、
まさに「美」と「智」の世界を堪能させていただきました。
バベルの塔展では、ブリューゲルだけでなく、ヒエロニムス・ボスのあの独特な奇想天外な絵も数多く出品されていましたが、ボスも、ブリューゲルも、想像力の豊かさとそれを表現する画力の双方が高レベルで噛み合ってこそ、これだけ観客をひきつけ、後世の画家にも影響を与えられるのだとの感を深くいたしました。
 大英自然史博物館は、私はロンドンでも入ったことがなかったのですが、単に収集・整理するだけでなく、始祖鳥の脳の構造など、科学的な分析も行い、さらにCGを駆使して大変迫力のある動画に仕立てるなど、収集⇒整理⇒分析・研究⇒発表の全てに力を注いでいることが如実に伺えました。これは、事業のバリューチェーンのどこか1点でも弱い所があれば、事業全体に影響が及ぶことと同じだと思った次第です。
バベルの塔展   :http://babel2017.jp/

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