「ミールキット」ビジネスにみる、健康志向と自己管理ニーズ

● ウォルマート、ミールキット市場に参入

2017年12月15日の「1日5分ビジネス英語」で、
表記の記事を取り上げていました。

http://www.wisdomsq.com/contents/bepod/20171215.html
(引用は「」でくくります。 改行は筆者挿入、以下同様)

「ウォルマートは同社のウェブサイトで30種類以上のミールキットを提供(中略)各キットの価格は32ドルから79.60ドルまであり、2~4人用である。」

ミールキットとは、ある特定の料理を調理するのに必要な材料一式のセットで人数分の材料(食材、調味料)に加えて、レシピもついてくるものです。

アマゾンの同様のサービスとの競争についても言及されているので、両者の競合に興味のある方も是非視聴されてはいかがかと思います。

(アマゾンのミールキットサービスの動画: https://youtu.be/O1v84WFiOn

 

● 健康志向と「自分で確認・管理したい」ニーズ

上記のpodcastでは、ミールキットビジネスの興隆の背景として、出来合いの食事の宅配(デリバリーピザなど)との比較として、健康志向の高まりを挙げていましたが、これは中食と比較した際の、ミールキットのメリットとしても言えることかと思います。

商品添加物など、何が入っているかが必ずしも明確でなく、また食材の鮮度や調理の衛生面なども直接には確認できないサービスに対して、自分の手で調理することで安全、安心を得るというメリットを享受するためのサービスですね。

 

● 「自己管理」の重要性とニーズの高まり

今回の、ミールキットの事例は、

色々な場面で「自己管理」あるいは「自分でコントロール出来る」ということの重要性やニーズが高まって来ていることの、一つの現れかと思います。

このような、自己管理の重要性は、
樺沢紫苑さんの
「神・時間術」 http://amzn.to/2hHhDU7

「絶対にミスをしない人の脳の習慣」http://amzn.to/2gi9p8n

平野 友朗さんの
「仕事を高速化する「時間割」の作り方」
http://amzn.to/2jb9dt5
でも、ベースとなる考えとして取り上げられていますが、

いわゆる働き方改革でも、外から、あるいは上から強制されるのではなく、
仕事の効率や、自由時間の価値の「見える化」によって、自分から生産性を上げて効率よく仕事を行うという意識改革が、制度やツールの改革とあわせて必須ではないかと思います。

知的資産経営においても、「人的資産」の維持・強化(人材育成、人材活用、採用)の視点からはもちろんのこと、
「見える化による自己管理」という視点からお客様のニーズを捉え、自社のお客様に対する価値創造ストーリーを描くことは、今後の事業機会を見つけるうえでも有効と考える次第です。

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