トランプ米大統領のグローバル経済打破と知的資産経営の関係とは?

● 「未来からの警告2 トランプの破壊経済がはじまる」を読んで

先日、「未来からの警告2 トランプの破壊経済がはじまる」(塚澤健二、集英社)を読みました。
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トランプ大統領の当選を当てた著者が、今後の経済の大変動について、多くのデータを駆使して予測しているものです。
目次は以下の通りです。
(引用は「」でくくります。 改行は筆者挿入、以下同様)
「第1章 トランプの破壊経済で世界はどうなる?
第2章 トランプ相場の行方とビットコインの台頭
第3章 2017年、日本の株式市場はどうなる?
第4章 政府と日銀の政策が景気を下支えする
第5章 2017年は転換の年、2018年に向けて大変動が起こる!
第6章 これからの個人投資はどうすべきか
終 章 T2モデルによる市場・株価・商品分析」

今後の世の中の動きを考えるために、「未来の年表」や「ライフシフト」と合わせて読んでおいて損はないと思います。

 

● 「量的かつ表面的」なものの追求から「質など見えないもの」を深く考える時代へ

本書は、豊富なデータを駆使して、投資に必要な具体的な予測を提供しているのですが、その著者が、「おわりに」の章で、、
これからの企業には「質・エッセンス・アイデア」、そして「それは誰かのためになっているのか?」を深く考える時代へと変化することを求められているということを主張されていることに大変深い印象を受けました。

日本電産の永守社長の言葉を引きながら、いわゆる6S「整理・整頓・清掃・しつけ・作法・清潔」の後半「しつけ・作法・清潔」に代表される「見えない経営の質」が重要になるとも、強調しています。

経営の質を高めるには、まず自社の見えざる資産である知的資産を認識し、「誰のためになっているか」という顧客価値の提供という命題にどうつながっているか、今後どうつなげていくかという「価値創造ストーリー」を描く知的資産経営の考え方が、今後ますます重要になると感じさせられた次第です。

 

 

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