中国の知的財産に対する姿勢は「ルールとツール」の使い分け?

● パクリ指摘されてきた中国企業、知的財産権を利用し外国の競争相手に反撃開始

中国情報のサイトReord Chainaは8月18日、「米紙ニューヨーク・タイムズは、「中国が知的財産権を利用し、外国の競争相手に反撃を開始した」と伝えた。」と報道しました。
http://www.recordchina.co.jp/b187738-s0-c20.html

中国の知的財産に対する姿勢に関する見方について、同誌は、
「中国は知的財産権について矛盾した立場を取っている。ある時は軽視し、ある時は守るのだ。このような矛盾の背後には、一種の概念が潜んでいる。知的財産権を厳格な法的ルールとみなすのではなく、目標を実現する道具とみているということだ。」
との見解を伝えています。(引用は「」でくくります。 改行は筆者挿入、以下同様)

● ルールとツール、所与の条件・環境とみるか、変えられる状況と見るか

オリンピック競技のルールやビジネスでも「ルールを作る側に回る」ことが競争に勝つ有効な方法の一つであることは、多くの実例が示すとおりです。

この場合ルールを「変えられない条件」としてみるのではなく、「自分に有利に変えられる(変えるべき)ツール」として捉えているわけですね。

 

● 自社の知的資産と外部環境の把握における注意点

知的資産経営報告書を作成する際のSWOT分析や価値創造ストーリーの作成においても、外部環境、内部環境とも「それは変えられる(変えるべき)ものか、変えられないものか」を常に、それも時間軸を念頭において(=今は変えられなくとも、将来は変えられるものか)考えることが必要になってきます。
特に変わらない思っているルールについて、それは自社に有利に変えられないか、あるいは自社に不利に変えられるリスクはないかと考えることが重要だと考える次第です。

あなたは、状況やルールを所与のものとして考えていらっしゃるでしょうか、それとも「変えるべきもの」として考えていらっしゃるでしょうか?

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