師走に振り返る自社のネットワーク

● 師走と挨拶まわり

12月に入って早くも1週間となりますね。

年度末決算の企業が多いとはいえ、税金関係など会計・経理上の事務作業も多く、まさに師走(先生も走り回る)という言葉にふさわしく、慌ただしくなって来ました。

また、この時期は、あいさつ回りや事業の区切り、忘年会など、取引先や社内とのコミュニケーションも機会が増えてきます。

最近はやり取りする数こそ少なくなってきましたが、年賀状やクリスマスカードなどの用意をしている方も多いかと思います。

● 年賀状ソフトで顧客管理

以前、とある製造業分野の中小企業を伺った事がありますが、その会社様では自社の生産関連では他社に先駆けて精力的にIT導入をすすめる一方で、顧客管理については、年賀状ソフトを活用されていました。

現在は様々な顧客管理ソフトやクラウドでのサービスがあるので、流石に年賀状ソフトを使っている企業は少ないかと思いますが、ITの導入においても、自社の強みの源泉を見極めて、そこにIT化等の投資を集中するポリシーは見なうべきところがあるかと思った次第です。

● 自社の「関係資産」を振り返る

年賀状に限らず、年末のお客様や取引先などとの挨拶回りや、(年末セール等の案内も含めて)カード・ダイレクトメールの送付は、社外との接点の維持・強化の機会でもあるとともに、自社のネットワーク、関係資産を振り返る格好の機会でもあります。

AI・IoTなどによるビジネスの変化は、新しいネットワークを必要としたり、それを構築する機会ともなりますが、
一方で、既存のネットワークを別の切り口で活用できないか、見直す機会にもなるかと思います。

普段お会い出来ない、またはこの所ご縁が薄くなっていた取引先などとの関係も、季節のあいさつを上手く使って新しいビジネスを一緒に出来ないかと考えることで、何かと煩わしい、年末のあいさつ回り等もマンネリ化を防ぎ、より有意義なものに出来るのではないでしょうか。

このような切り口を考えるうえで、作成した知的資産経営報告書の価値創造ストーリーを見直して、現在の関係資産を振り返ることは、よいきっかけとなるものと考える次第です。

皆様も、年賀状やクリスマスカードを書くときには、是非来年、更にその先の自社の将来像を思い描きながら進めてはいかがでしょうか?

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