AIとデザインシンキングによるアイデア実現のスピード競争

● AIを活用したデジタルシフトで新しい価値を アイデアを実現するスピードが勝負を分ける

9月26日のIT Proに表記の記事が掲載されていました。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/17/091500383/091500016/?rt=nocnt

日立製作所 サービス&プラットフォームビジネスユニット Senior Technology Evangelist 渡邉 友範 氏の講演内容で、日経コンピュータからの転用とのことです。
(引用は「」でくくります。 改行は筆者挿入、以下同様)

「「アイデアをいち早く価値に変えた者が勝つ時代」が到来」
「ビジネスのアプローチも変わる。これまではアイデアを創出して製品やサービスを開発し、その完成度を高めてから市場に投入するというやり方だった。しかし、IoTでリアルとデジタルがつながる時代では、アイデアをすぐに実行に移して、フィードバックを受け取りながら製品やサービスを俊敏に改善していくことが可能になる。」

まさに、「リーン・スタートアップ」の考え方ですね。
ちなみに、リーン・スタートアップにご関心のある方は、こちらの書籍がおすすめです。
「リーン・スタートアップ」http://amzn.to/2fGSY5h

 

● アイデアを実現する新技術と「デザインシンキング」

先日のブロク「自分も「ジブリ」になれる?、「アイデア・コンテンツ」の重要性と実現スピード競争」http://wp.me/p8EI7Z-hN
でもお話したとおり、
アイデアをビジネスに繋げることをサポートするサービスが充実してくると、
今までよりもアイデアやコンテンツと言った知的資産の重要性が高まるとともに、それを実現させるスピードも今まで以上に要求されることになりますね。

なお、上記のIT Proの記事では、
「アイデアをもとに製品やサービスをつくるうえで重要となるのが「デザイン」だ。アイデアを考えた人がいくら創意工夫を凝らしても、利用者が「すごい!」「便利!」「安心!」といった価値を感じてくれなければビジネスとして広がらない。」

としてデザインシンキングの重要性を挙げています。

 

● アイデアをビジネスに繋げるスピードを上げる工夫を

アイデアを自社のビジネスに繋げるスピードを上げる必要性は誰しも感じるところです。

新しく出て来ているアイデア実現をサポートするサービスや、デザインシンキングのような考え方(フレームワーク)、要は「アイデア実現におけるスピードを上げるツール」を活用する場面はこれから増えていくと思います。

上記のようなツールの活用以上に重要なのが、「普段からの準備」です。
上記のようなサポートサービスなども、アンテナを立てていなければ見つからないし、あるいは紹介してもらうことも難しいかと思います。

つまり、アイデアが出てからではなく、出たらどうするかをあらかじめ考えて準備しておく事が必要ですね。

知的資産経営の視点からは、自社の現在の社内外の状況をSWOT分析等で普段から把握し、価値創造ストーリーによって少し先の事業展開まであらかじめ想定して、社内で共有しておくことで、「判断」のスピードが早まります。

実務と判断の双方のスピードを早める準備を普段からしておくことが、アイデアをビジネスにつなげるスピード競争に勝つ上で必要と考える次第です。

 

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