ZMPの上場延期から事業の仕組みづくりとリスクマネジメントをどう考えるか?

ZMP(自動運転ベンチャー)の顧客情報流出による上場延期

昨年12月に、自動運転ベンチャーのZMPの上場が、顧客情報の流出のために延期になった件については、日経オンライン で社長自らことの顛末を説明していますが、12月の日経ヴェリタスなど、当のベンチャー企業だけでなく、主幹事会社や出資者にも責任を問う論調の記事も見られます。

なお、ロイターの記事によれば、2017年中には再上場を予定しているとのことなので、今後の動向も注視していきたいところです。

仕組みづくりとモニタリング

自動というと、監視やモニタリング、制御が不要との印象がありますが、実際には完全な自動を実現することは困難であり、適切なナビゲーションが必要となっています。自動運転には4段階のレベルがありますが、そのうち1~3段階まではナビをする人間が必要ですね。

これは経営においても同様かと思います。

事業が円滑に進む仕組みづくりはもちろん重要であり、知的資産経営においても、知的資産と強み、顧客への提供価値を一気通貫でつなげる仕組みを構築するわけですが、仕組みだけにより掛かることは、事業のリスクマネジメントの面からは不十分で、一旦構築した仕組みも絶えず見直すことが必要と考える次第です。

仕組みのナビも仕組みに組み込む

中小企業では、大手企業のような監査機能を別に持つことは困難であり、会計事務所、税理士事務所などに財務上の監査機能を委託するのが通常かと思いますが、

ビジネスモデルなどの仕組みについても構築が必要であり、いわゆる内部統制の仕組みの構築が社内で求められています

中小企業診断協会のサイトなどを参照しつつ、中小企業診断士など、外部の専門家の協力も活用しながら、リスクマネジメントの体制構築を進めてることが必要であり、かつそのときに知的資産経営の視点から、ビジネスモデル全体の一気通貫性との両立に気を付けながら全体最適を図っていくべきと考えています。

Follow me!