ランサーズ、ペライチの提携に見る、ワンストップサービスの発想方法

● ランサーズ、ペライチと提携し中小企業・個人事業主向け集客支援

アウトソーシング企業として有名なランサーズは、7月19日にデジタルマーケティングを活用した集客のワンストップサービスを提供すると発表しました。

同事業の提携先は、スマホ対応Webページ作成サービスを提供している「ペライチ」です。

ランサーズは自社に登録しているフリーランス、自社のグループ会社クオントが保有するコンテンツ&クリエイターマネジメントシステムおよびマーケティングノウハウをベライチのサービスと組み合わせることで、デジタルマーケティングにおけるワンストップサービスを提供するとしています。
https://www.atpress.ne.jp/news/133526

 

事業展開については、以下のようにコメントしています。
(引用は『』でくくります。 改行は筆者挿入、以下同様)
『提携開始時には、Webページの制作および制作代行、リスティング広告の導入および運用代行、ページ来訪者の興味関心の可視化を提供します。

今後の展開といたしましては、クオントのサービス・技術によるDMP(データマネジメントプラットフォーム=Data Management Platform)を構築し、ペライチユーザーのネットワークを活用した集客支援までを展開します。』

 

● ワンストップサービスに必要なリソースの確保:知的資産を借りるのか貸すのか?

この記事から見る限り、ワンストップサービスを実現するのはペライチで、そこにランサーズがコンテンツやノウハウなど必要なリソースを提供するという形態と思われます。

ランサーズのように、多様な人的リソースを持つ企業が存在する時代では、自社の知的資産だけではなく、他社のリソース、特に人的資産も活用できるようになっています。

自社にないスキル、人材の制約にとらわれずに、現在自社が顧客に提供している価値について、顧客が望むワンストップサービスを想定し、そこに必要な知的資産を持つ他社との提携またはアウトソーシングで実現していくという発想が今後ますます求められていく中では、顧客のニーズを一度より上位概念で幅広く捉えて、それをまた具体的な内容に落とし込んでいく方法が有効と考える次第です。

あなたは、ワンストップサービスを提供するとしたら、どのような知的資産を持つ企業を組めば良いとお考えでしょうか?

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