保育園のスマート化にみる、ユーザーの入り口と顧客生涯価値のための連携

保育園

【今日のポイント】

保育施設のスマート化を進める事業の活発化。

教育・ヘルスケアなどのサービスなどにおける顧客生涯価値の向上という点でも重要な顧客接点(ユーザーの入り口)であり、他社との連携において自社が押さえるべきポジションの参考にあるものと考える次第です。

保育スマート化加速も、問われる信頼・信用・協調』

2019/10/20のニュースイッチに表記の記事が掲載されていました。

(引用は『』でくくります。改行は筆者挿入、以下同様)

『保育施設のIT化をスタートアップが加速させている。
10月からの幼児教育・保育の無償化を機に施設の収入が増えるとIT投資のチャンスだ。
人の手で支えてきた現場をテクノロジーで効率化し情報を蓄積する。
課題はベンダーが施設のIT化を丸ごと請け囲い込もうとしている点だ。
ヘルスケアや教育などの連携先はプラットフォームが乱立することは望まない。先も見据えて戦略を描く必要がある。』

同記事では、サービスの統合の視点から、教育やヘルスケアなどのサービスおよびそこで必要とされるデータ収集の入り口として保育を捉え、保育施設における各種データ収集のサービスの統合化の有効性と、サービスを提供する側の動きを伝えています。

また、集めたデータの活用の視点からは、ストレスにさらされている保育の現場で、単に作業を自動化すると、人が行うべき確認などが形骸化するリスクを指摘し、サービスを導入する側に対する丁寧な説明と信頼獲得の重要性を述べています。

データの標準化、AI・ICTによるモニタと現場の役割分担や当事者意識の維持など、普及前から着手すべき課題も多いことが窺えます。

 

AI・IoTのプラットフォームと顧客生涯価値

『AIプラットフォームのベンダー比較にみる、システム導入時のリスク管理と顧客囲い込み』で、プラットフォームのユーザー側からみた、将来を見越したシステムやサービス導入と自社サービス・商品開発のポイントや、

『オプティムのAIIoT・ビッグデータプラットフォームにみるポジショニングの取り方』で、ユーザーニーズとベンダーのシーズを自社のサービスでマッチングさせるという、インターフェースサービスによる多様化するお客様のニーズ対応、

『ハタプロのコミュニケーションロボットにみる、ユーザーインターフェースというボトルネック』
で、エンドユーザーとの接点を押さえることの重要性を示す事例などをご紹介してきましたが、

ユーザーの入り口(サービスや商品の利用と顧客データの双方)を押さえることは、

『リクルートのスタディサプリにみる顧客生涯価値の高め方』

TRUNKの職業体験サービスに客のライフサイクルの段階に合わせたサービス提供』でもご紹介した、顧客のライフサイクルに合わせて商品・サービスを展開し、顧客生涯価値を高める上で非常に有効な方法であり、

また、顧客生涯価値の高めるために、他社と連携するうえで自社のポジショニングを考える際にも重要な視点となります(保育の場合は行政との連携も重要ですね)。

自社のエンドユーザーは誰か、そこに接点を作るにはどうすべきかを考えていくことは、顧客生涯価値を高める上で最初に行うことの一つであり、それを組織的・体系的に行う方法の一つとして、知的資産経営報告書の作成も検討の価値があるものと考える次第です。

 

★ この記事がいいなと思ったら、クリックよろしくお願い申し上げます(^^)。


中小企業診断士ランキング

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。