契約ライフサイクルソフトウェアにみる、事業のライフサイクルに合わせた契約管理

Gino CrescoliによるPixabayからの画像

【今日のポイント】

契約書の作成から締結、その後の管理まで契約ライフサイクル全般に渡って管理するソフトの市場が伸びています。

事業環境の変化の激しい現在、契約においてもAI等による生産性向上とともに、事業のライフサイクルと併せて契約の流れ全体を管理することが今後ますます重要となってきます。

『契約ライフサイクル管理(CLM)ソフトウェア市場の生産成長率2019-2025ゲートキーパー、ManageEngineSymfact契約ライフサイクル管理(clm)ソフトウェア市場/

2019/9/10のおもちゃ屋パークに表記の記事が掲載されていました。

契約をそのライフサイクルに渡って管理するソフトウェア市場の調査レポートの紹介ですが、世界的に数多くのプラバイダーが提供していることにまずは驚かされます。

このようなシステム、サービスの活用による契約管理のニーズが高いことも伺えるかと思います。

契約の一括管理

日本企業が提供している契約管理ソフトとしては、

富士通のContract Eyes

Home株式会社HolmesのHomes

キヤノンITソリューションズの契約データベースGrip Manager

など、これも数多くあり、それぞれ特徴がありますが、いずれも、契約書の作成⇒締結⇒保管・管理と契約業務を一括管理するソフトです。

この他、契約作成・修正に特化したソフトやサービスとしては、

『AIによる契約作成サービスにみるAIとの棲み分け方法』

でご紹介した、GVA TECHの契約リスク判定サービスAI-CONレビュー」

『契約書作成支援サービスに考える「AI時代に職を奪われないためのスキル」』
でご紹介した、AIによる契約書の修正や評価機能を持つLegalForce社の同名のソフトも有名ですね。

『リクルートのAIによる契約レビュー企業への出資にみる「定形作業代替の次に来るもの」』
でご紹介した、本社を イスラエル、テルアヴィヴに置くスタートアップ企業で、企業法務業務における契約書レビュー、及び修正を自動で行うサービスLawGeex(ローギークス)を運営するLegalogic Ltd.はリクルートの出資を受けています。

また、電子署名では、GMO、ドキュサイン、コンストラクション・イーシー・ドットコムなどもクラウド型のサービスを展開しています。

GMOAgree

ドキュサイン

コンストラクション・イーシー・ドットコムCECTRUSTサービス

研究開発の流れと技術契約

上記の各ソフトは、契約のライフサイクルに渡った管理機能を提供していますが、

以前のトピックス
『研究開発における技術契約のポイント>研究開発の各段階と契約の種類の関係(1)』

『研究開発における技術契約のポイント>研究開発の各段階と契約の種類の関係(2)』

でもお伝えしたように、研究開発関係の技術契約においても、

事業上のニーズ(生産性向上、新商品開発等)
⇒必要な技術の特定
⇒その技術の調達方法
⇒情報収集
⇒他社との研究開発の提携
⇒事業化

という研究開発のライフサイクルの中で各種の契約を位置づけ、連動させることが必要となります。

現在のように、事業環境の変化が激しく、不確実性が高まっている状況では、以前にもまして、事業化とその最後まで見据えた契約のライフサイクル管理の重要性が高まって来ます。

上記のような契約管理ソフトの中には、中小企業でも利用可能なものもあるので、検討してみることをお勧めする次第です。

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