モバイルファーストインデックスを知的資産経営報告書に活用する方法は?

グーグルのモバイルファーストインデックス導入

2月5日の日経ヴェリタスのNew Word(用語解説)では、グーグルが導入したモバイルファーストインデックス(mobile first index、パソコンよりもスマートフォン向けの情報を優先して検索結果に表示)が採り上げられていました。

グーグルがモバイルファーストインデックスの導入を発表したのは昨年の秋ですが、その背景には、世界の検索エンジンユーザーの中でモバイル端末の利用率が50%を上回ったことがあるかと思います。

Browser Trends December 2016: Mobile Overtakes Desktop

今回の日経ヴェリタスでは、ニールセンデジタルの分析結果として、グーグルへのスマートフォン経由のアクセス数がパソコン経由のアクセス数を大きく上回っていると記載していますが、自分や周りの人たちを見ても、何か単語の意味を調べたいときはまずスマホを取り出すことが多いと実感しています。

「モバイルファーストインデックスの活用方法」

知的資産経営報告書によって、自社の知的資産に裏付けられた強みとお客様への提供価値を説明する場合でも、お客様の情報収集手段が異なって来れば、情報開示の手段もそれに合わせて変更していかなければいけませんね。

特に、最初の入口である検索で表示されるサイトがモバイル端末向けのものに変わってくるとすれば、まず自社の知的資産経営報告書のエッセンスをスマホ向けに分かりやすく、シンプルな形で表示して、そこからメインの報告書へ誘導する動線を確保することが必要となります。

例えば、お客様に、スマホの画面上でまずは興味を抱いていただき、さらにパソコンに知的資産経営報告書のURLを送ることでじっくり読んでもらったり、スマホからEvernoteなどにダウンロードしていつでも読めるようにしてもらったりしていただくなどの方法が考えられると思います。

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