秋分の日に思う季節の「変わらぬ」移り変わりという「価値」

2018/9/23は秋分ですね。

昼と夜の時間が等しくなる日と考えていましたが、
ウィキペディアによれば、実際は昼のほうが若干長いそうです。

秋分の日
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%8B%E5%88%86%E3%81%AE%E6%97%A5

(引用は『』でくくります。 太字と改行は筆者挿入、以下同様)

昼のほうが長い原因としては、
ウィキペディアの「秋分」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%8B%E5%88%86
によれば、、

大気による屈折で太陽の位置が実際より上に見える効果

太陽の視直径(太陽の上端が地平線と一致した時刻を日出あるいは日没と定義している)ことによる効果

日周視差により、日の出が遅く、日の入りが早くなる効果

秋分のズレ

などが影響しているそうです。中々複雑ですね。

● シルバーウィークとの関係

また、従来9月15日だった敬老の日が、祝日法の改正(いわゆるハッピーマンデー)により、
『秋分の日が9月21日・9月22日・9月23日のいずれかで、かつ水曜日となった場合、その2日前の月曜日が敬老の日となり、祝日法の規定により間に挟まれる火曜日が国民の休日となり、結果として敬老の日前日の日曜から4連休(週休2日制であれば5連休)となる。』

と敬老の日が月曜日になったために現在のシルバーウィーク(連休)が発生したとのこと。以前、
「ゴールデンウィークの語源に考える、慣習が定着する条件」
https://wp.me/p9D2bS-xN
でお話したように、ゴールデンウィークと同じ時期に生まれたにもかかわらず、連休の規模が小さいために最初定着しなかったシルバーウィークが、名実ともに第二のゴールデンウィークの地位を得たのがつい最近のことだというのも興味深いですね。

なお、5連休となるのは2009年、2015年、2026年と必ずしも毎年ではないので、ここはまだゴールデンウィークには一歩譲るところかと思います。

● 「通常の季節の移り変わり」の有り難さ

2018年は、6月で梅雨が明け、その後も台風20号、21号、9月の北海道地震など、異常気象や天災が数多く発生していますね。

春分や秋分のように、必ず計算どおりに訪れるという、「通常の季節の移り変わり」がいかに有り難いものかと改めて実感すると共に、被害に逢われた地域および方々の一刻も早い復旧を心より祈念する次第です。

● 予測できることの価値

現在のような異常気象や震災は、中々予測することは困難であり、まさに「予測できることの価値」を改めて認識しますが、

想定外の事象が発生することもあることを心得ながらも、少なくとも想定できるリスクにはきちんと準備をしておくことが、想定外のリスクへの対応にも繋がるものと思います。

そして、想定とその結果という「仮説と検証」のサイクルを回すことも必要ですね。

企業において、自社や現在の業界などが持つ経験だけでは、地震や津波などは100年近い周期で襲ってくるという点で期間的に限界があるので、やはり歴史に学ぶことが重要かと思います。

皆様はどのような秋分の日を過ごすご予定でしょうか?

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