製造現場でのAIスピーカー導入にみる「人に近づく」方向性

ロボット インターフェース 協業

● 米国から見えてきた工作機械「新時代」
2018/9/29 の日刊工業新聞 ニュースイッチに表記の記事が掲載されていました。
(引用は『』でくくります。 太字と改行は筆者挿入、以下同様)

『 機械に話しかける。牧野フライス製作所の技術者が文字通り、工作機械に話しかけると、機械が作動した。米国のスタートアップ企業が開発した装置「ATHENA」を搭載し、口頭で機械を操作できる。まだ使える範囲は限られるようだが、ATHENAを使えば、作業者は工作機械を制御するプログラムのコードを用いずに、言葉でこと足りる。人手不足の現場で非熟練者が機械を使うことや、熟練者でも手がふさがった状況で仕事をする場面など、多様な恩恵がありそうだ。

 ATHENAは牧野フライス専用の装置ではない。9月中旬に米シカゴで開かれた「国際製造技術展(IMTS)2018」では牧野フライスのほか、DMG森精機、OKKなどの工作機械にも採用された。』
 

自動車産業において、電動自動車(EV)と自動運転という流れから従来の自動車産業とIT産業の垣根が無くなって来ていますが、その他の製造業の分野でも、自動化やロボットの導入などによる産業間の垣根が無くなってきていることが伺われます。

ここに、ARやVRによる非熟練者の活用促進などが加わると、更に製造業とIT業界は渾然一体としてくることが予想されますね。

 

● コミュニケーションにおける人間と機械の同化

今回の記事は、製造とITの業界の垣根がなくなる方向を示していますが

人間同士で協働するのと同じように機械と協働する環境、特に人と機械のコミュニケーションが、人間同士に近づくこと方向も示していると感じます。

機械を使う際のインターフェースが、言語、身振りなど人間同士とのインターフェースに近づいていくということかと思います。

そしてその先を考えると、今度は人間のコミュニケーションの特性への対応に加えて、機械ならではのコミュニケーションの特性(例えば24時間飽きずに相手を知てくれる、一度言ったことは忘れない、一方で微妙なニュアンスの理解は苦手など)を加えた新たな協働が生まれる可能性も見えてくるかと思います。

まだ先の、あるいは一部の業界や業務に限った事かもしれませんが、人間心理に加えて、AIの判断の仕方などの振る舞い、両者をつなぐインターフェース、通信やデータ収集に関する技術への理解も必要になってくる時代が近づいてきているとの予感を感じた次第です。

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