スリープテックにみる、SF(新技術)と投資の出会い

スリープテック 睡眠

【今日のポイント】

睡眠については、健康経営や生産性向上、ビジネスチャンスの面から何度か取り上げてきましたが、

睡眠への投資が進む事で、発明などの新技術の開発も促進され、新しい市場が生まれている事が窺えるかと思います。

 

● 新型コロナに打ち勝つ。睡眠研究の権威が教える「免疫と眠りの関係」

2020年05月07日のニュースイッチに表記の記事が掲載されていました。

(引用は『』でくくります。太字と改行は筆者挿入。以下同様。)

『「普段から十分な睡眠を心がけること」―。
政府は新型コロナウイルス感染予防対策の一つとして十分な睡眠の必要性を指摘する。
睡眠はウイルスに対する免疫力を高める要素だからだ。

そこで、ベストセラー書籍『スタンフォード式最高の睡眠』の著者として知られるスタンフォード大学医学部精神科の西野精治教授にウイルスに打ち勝つために重要な免疫力と睡眠の関係について聞いた。』

『スタンフォード式 最高の睡眠』
は、私も読んだ睡眠本の一つですが、今回の記事でも、睡眠と健康(免疫力)の関係や健康な睡眠を取るポイントについて語られています。

現在の新型コロナ対応下では、睡眠を始めとする心身のコンディションを整える必要性が大きく高まっている事をことあるごとに感じる次第です。

 

● 新技術と投資(対象)の出会いと市場機会の創出

上述の記事からは、「新技術と投資の出会いに市場機会が生まれる」ことが窺えるかと思います。

睡眠の重要性については、前述の

『スタンフォード式 最高の睡眠』

(睡眠の重要性と、睡眠の質に注目し、睡り始めの最初の90分を重視して睡眠に必要な心得や習慣を解説しています。)

を始め、

『睡眠こそ最強の解決策である』
(睡眠について幅広く取り上げた一冊。コーヒーやアルコールが睡眠に与える影響など詳しく解説しています。)

 

『SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術』
(脳科学(セロトニンの活性化など)や腸内環境、寝室の環境整備、運動の効果など、こちらも幅広く睡眠の重要性と快適な睡眠を得るための方法を説いています。)

『精神科医が教えるぐっすり眠れる12の法則』
(私が最初に読んだ睡眠本。287円とお手頃かつシンプルで読みやすいかと思います)

など、多くの書籍やネット記事でもその重要性がメンタルヘルスを含む心身の健康面から取り上げられています。

 

また、職場のメンタルヘルスや社員のコンディションについても、以下の記事のように、生産性への影響を含めて関心が高まっているかと思います。

『 /職場のメンタルヘルス  Mental Health in the Workplace』
2019/10/7の1日5分ビジネス英語。

エス・エム・エスとピースマインド、企業の健康経営推進をサポート 「働く女性の健康」「仕事と介護の両立支援」「産業保健体制」などをテーマに経営者・人事労務担当者向け無料セミナー開催』

2019/11/12 株式会社エス・エム・エスのリリース。

『健康経営、働き方改革における生産性向上に!企業・法人のための有国家資格者による出張鍼灸マッサージ「OFFICE CARE」(オフィスケア)をスタート』

2019/10/28 治療院・整骨院業界の経営・WEBコンサルティング事業をおこなっている株式会社BE NOBLEのリリース。

 

このような状況の中で、以下のスリープテックに関するビジネスの記事のように、

健康経営の面から社員の睡眠改善について、設備投資と同様に、企業が事業に必要な投資として取り組む事例や、それをサポートするビジネスが広がり始めています。

 

『国内初、AIやIoT技術を活用した睡眠解析プラットフォームβ版スタート 第一弾として吉野家との実証実験が決定』

2017/10/11 株式会社ニューロスペースのリリース。

 

『社員の睡眠量を可視化し、報酬を支払う福利厚生制度 日本初!「睡眠報酬制度」を導入 ~エアウィーヴ社協力による科学的アプローチ~』

2018/10/9 オーダーメイドのオリジナルウエディングをプロデュースする「CRAZY WEDDING」を運営する株式会社CRAZYのリリース。

 

『9月3日は睡眠の日!あなたのオフィスでも気軽に質の高いお昼寝を!「ネスカフェ 睡眠カフェ×ゼロジム 出張眠らせ隊」出動 「コーヒー」×「昼寝」×「運動」で大井町の企業の生産性向上をサポート』

2019/8/9 ネスカフェ(ネスレ)のリリース。

 

『眠りは「技術」だ! 大企業が次々導入”睡眠改善”の極意』

2019/6/10 ワールドビジネスサテライト。

 

『 パナソニックは30年越し…“睡眠テック”市場で抜け出すのは誰か』

2019/7/8 ニュースイッチの解説記事。

 

また、今後、集中力を上げることで生産性向上を図る流れが、個人単位だけでなく、「健康経営」という枠組みの中で定着していくのではないかと考えています。

行政等においても、経済産業省の健康経営銘柄の選定や健康経営優良法人認定制度、経団連の健康経営会議など官民の取り組みが進められています。

(健康経営への取り組みを俯瞰するうえで、以下のサイトが参考になるかと思います。
「健康経営とは」日本の人事部)

上記の記事で取り上げられているような、AI、IoTも利用した睡眠のモニタリング技術と、ベッドだけでなく寝室の照明やシャッター等を連動させて睡眠環境の最適化を図る技術がスタートアップ、大手家電メーカーを問わず開発されていくと、

SFの「銀河英雄伝説」に出てくるタンク・ベッドのような、画期的な新規技術の実用化もあり得るのではないかと期待しています。

そして、これらの新技術・サービスと、健康経営やコロナウィルス対応などの外部環境の変化の組み合わせにより、睡眠を始めとする、心身のコンディションが大きな投資対象となって来ている流れが見えるかと考える次第です。

 

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