弱みは強み?「弱みを語り合う」効用

●  「弱味を話し合うと生産性向上」グーグルの研究結果を勝間和代が解説
    いつ上司に罵倒されるかわからない環境で実力は出せない

2018/8/8の@niftyニュースに表記の記事が掲載されていました。
https://news.nifty.com/article/economy/cc/12117-9158/#article

(引用は『』でくくります。 太字と改行は筆者挿入、以下同様)

『グーグルは大規模労働改革プロジェクトとして、2012年に4年の歳月をかけて「プロジェクト・アリストテレス」という実験を行った。組織心理学や社会学の専門家を招き、生産性が高いチームとそうでないチームを徹底的に研究したという。
結果として意外だったのが、カリスマ的なリーダーがいることよりも、「心理的安全性」が一番重要だったことだ。心理的安全性とは、他者への心遣い・理解力のこと。
「つまり、自分が安全安心できる組織でないと、実力なんか全然出ないということが分かったんです」』

と、生産性向上には、組織内での心理的な安全性(他者への心遣い、理解力)が一番重要であるとのグーグルの研究結果を解説しています。

『仕組みとして、心理的安全性があるとチームに信頼が生まれ、信頼できると仕事の分担ができる。すると「仕事の意味」がお互いに分かってきて、自分が役に立っている、社会に認められている実感ができ、すべてがうまく回るというのだ。』

と、このような心遣い・理解力を個人の素質ではなく「仕組み」として持っている組織は、仕事の役割分担やその仕事の意味(意義)が分かり、組織や社会に貢献して評価してもらえるという好循環が生まれる、その中では「安心して自分の弱みを語り合える」ということを伝えています。

 

● 弱みは強み?

上記は組織内での生産性向上に関するものですが、

企業間の関係においても、その関係は人が構築していくものである以上、共通する部分は多くあるかと思います。

自社の弱みを正直に語ることは、その弱みを相手に補完してもらえる、あるいは補完してくれるパートナーを見つけるチャンスに繋がるのではないでしょうか。

周囲に親近感を持ってもらうと同時に、弱みを見せつつ頑張ることで、応援者も増えてきます。

ここで、相手にも自分の弱みを話してもらい、それをサポートするようにすることで、いわゆる「返報性の法則」(人は自分がしてもらったことを相手に返したいと思う)が働き、自社の弱みについてもサポートしてもらえる、ウィン・ウィンの関係の構築が進んできます。

自社開示の際に強みと弱み双方を見せつつ、相手の弱みをサポートすることで、返報性の法則を活用しながら、知的資産経営における関係資産構築の機会に結びつけてはいかがでしょうか?

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