テレワークの生産性向上策にみる、知的資産経営報告書や経営デザインシートの作成と活用のヒント

テレワーク

【今日のポイント】

安倍首相の緊急事態宣言は全国に拡大されましたが、コロナウィルス対策として、在宅勤務などのテレワークが推奨されていますね。

テレワークの効率を上げるコツ(TIPS)を経営デザインシートなど知的資産経営のツール・手法を活用する方法に応用する方法をご紹介します。

 

● テレワークの効率アップ!? ライフコーチが提案する“WFH”のコツ。

2020/3/24のVOGUEに表記の記事が掲載されていました。

(引用は『』でくくります。太字と改行は筆者挿入。以下同様。)

『数カ月前に比べると日本でもたちまち身近な用語となった「テレワーク」。世界では、在宅勤務を意味する「WFH(Work From Home)」という言葉がソーシャルメディア上でも拡散中だ。ワークライフバランス向上の意味でもテレワーク導入が歓迎される反面、仕事と私生活の境界線が曖昧になることで生産性が低下するという懸念があるのも事実。そこで、2人のライフコーチにテレワークの効率を高めるシンプルなTIPSや生産性向上のための「フロー」の築き方を聞いた。』

中々役に立つTIPSかと思います。
各TIPSの共通項は、「メリハリ」「通勤時間が無いメリットの最大活用」かと感じた次第です。

 

● テレワークのTIPSを知的資産経営報告書や経営デザインシートの作成と活用に適用する

上記の記事で推奨しているテレワークにおける生産性向上のコツ(TIPS)は、知的資産経営報告書や経営デザインシートを作成・活用する際にも転用可能なものがあると思います。

 

・知的資産の発見: メリハリの視点

先日の『部下の生産性向上策に考える、契約業務の段取りポイント』

でご紹介した『「20:80の法則」』の様に、業務の重要性や集中すべき時間の割り振りなどの視点は、事業の中で、自社が集中すべき分野とそのタイミングのメリハリをつけるという形で応用が可能かと思います。

そして、その集中すべき分野で利用する無形の経営資源が、自社にとって重要な知的資産ということになります。

また、「時間の前倒しの視点」は、準備できるものは早めに準備しておき、必要な時に敏捷に対応できる様にしておくことで他社に先行できる可能性を高めることが期待できます。
この時に自社だけで備えるのではなく、専門家や取引先など社外のサポートが受けられる様にしておく事で、自社の負担を軽減しつつ準備を進められるかと思います。

「周りと逆のことをする」というのは、まさに逆張りの発想ですね。
「通勤の混雑」を「他社が活動する時期」と置き換えて、顧客のニーズ、顧客から見たTPOから自社のサービス提供時期などを見直すことに当たるかと思います。

この時には、自社で現在は十分活用していない資産が利用できないかという視点で知的資産を見直し、再発見することにつながるかと思います。

「適度な休憩」は、「余裕・余白を作る」ということに置き換えると、リスクマネジメントや今後の新規事業への備えに繋がりますね。

この様に考える事は、自社の知的資産の見直しだけでなく、社内外に説明する上での例えとしても活用できるかと考えています。

 

・知的資産の活用

「生活リズムを記録して管理していく」という手法は、知的資産経営報告書や経営デザインシートも作りっぱなしでなく、内容を実践してフィードバックをかけ、適宜見直すことに繋がるかと思います。
そのためにも、知的資産経営におけるKPI(Key Performance Indicator、重要業績評価指標)の設定とその計測・記録や分析が重要となってきます。

「目標はつねに目の前に」
⇒これは、目標やToDoリストなどを常に目に入る所に置いておくことに繋がりますね。
知的資産経営では、経営デザインシートを見えるところに置いておく、イントラ(社内向けサイト)に載せるというのも一つの方法かと思います。

「プチご褒美をちりばめる」というのは、モチベーションアップの上で有効な方法ですが、個人レベルだけでなく、組織レベルでもテレワークなどでコミュニケーションが不足し、上司や周囲からの認知や評価を受けられない、あるいは実感できない環境では更に重要な課題かと思います。

どのような評価、感謝などを組織内で共有していくか、その方法をデザインして実施していくことが求められていると感じます。

● テレワークのTiPSや効率的な利用方法を知的資産として蓄積する

上記のようなテレワークに関する知見を実践しながら個人レベル、組織レベルで蓄積し、共有する仕組みを構築すること自体がコロナウィルス対策だけでなくその後も含めて今後重要な知的資産となっていくことが予想されます。

コロナウィルスについて、そのリスク面だけでなく、対応から得られる知見を企業競争力に結びつけ、今後に備える意識もまた必要なことを改めて感じさせられます。

コロナウィルス対応を期に、働き方改革や健康経営の視点も含めてテレワークに積極的に取り組む上で知的資産経営の手法を取り入れてみることをお勧めする次第です。

 

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