Warranteeのオンデマンド型保険サービスにみるプラットフォームの使い分けとは?

● 保証書管理クラウドサービスWarrantee、オンデマンド型保険を大手保険会等4社と共同提供へ

7月3日、スマートフォンアプリによる保証書の電子化サービスを提供している株式会社Warranteeが、東京海上日動火災保険株式会社とオンデマンド型保険「Warrantee Now」の開発・提供に関する業務提携を締し、さらに、三井住友海上火災保険株式会社、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、三井物産インシュアランス株式会社とも連携して2017年8月末を目処にオンデマンド型保険「Warrantee Now」の提供を目指すと発表しました。

https://www.warrantee.jp/pages/press_20170703.pdf

元々家電製品の保証書管理に困っているユーザーのニーズに着目し、複数のメーカ横断的に対応することで、家電メーカー独自サービスとは異なるプラットフォームを構築している同社ですが、自社のプラットフォームを活用して新たな事業領域に乗り出しているものです。

出典:Warrantee社記者発表資料より

この、オンデマンド型保険(使う期間だけ保証を書ける)というのも面白いサービスですが、既に自動車保険などでも似たようなコンセプトはあるかと思います。
私が今回、サービスの紹介記事で興味を持ったのは、会員登録にフェースブックを利用するところと、このプレスリリース資料をドロップボックスで提供しているというところでした。

https://www.dropbox.com/sh/r2pz0qennbj3964/AADp19fJu7jRdisUO0ubydZga?dl=0

● SNSのアカウントを利用した登録

ヤフーやフェースブックのアカウントを利用した登録は数多く、いわばIDのプラットフォームとなっていますね。

ドロップボックスやグーグルドライブはストレージのプラットフォームとも言えるかと思います。

Warranteeは、保証書管理というプラットフォームビジネスで押さえている顧客情報以外にの部分ついては、今回の保険会社のようなアライアンスによる外部資源の活用と、SNSやオンラインストレージのような外部のプラットフォームの活用を積極的にかつ使い分けながら事業展開を図っているという印象を受けた次第です。

 

● 顧客への提供価値と強みから逆算して知的資産の内製と外部調達を考える

前述のとおり、Warranteeの強みは保証書データ65万件を収めたデータベースと、スマホによる保証登録を起点にした顧客接点かと思います。

ただし、スマホというデバイス自体もプラットフォームであり、重層的な構図の中で、自社のプラットフォームをどう位置づけていくか、競合・提携先・外注をどのように見極めて行くかというのは、自社分野、他業界とも技術開発の進展が早いだけにかなり難しい課題ではないかと想像しています。

自社の強みから、自前で持つべき知的資産は何か(AI技術、データ等、他業界とのプロデューシング能力など)、他社の知的資産で活用するものは何かを常に意識して投資や採用を考える事が今後ますます重要になりますが、そこでは知的資産経営の手法も活用できる場面が増えるのではないかと期待している次第です。

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