日本と世界経済の先行き予測に思う社会課題からの逆算思考の必要性
● 日本経済、世界経済に暗雲?
私が、10年以上愛読しているビジネス系メルマガの一つである、
「ロシア政治経済ジャーナル」(北野 幸伯氏発行)で、
2018/6/28号において表記の題で、
今後の日本と世界経済の先行きに関する懸念点を、主に金利の動向から採り上げています。
(引用は『』でくくります。 太字と改行は筆者挿入、以下同様)
https://archives.mag2.com/0000012950/20180628001000000.html
この号で、日本については消費税の引き上げやオリンピック景気が終わる時を景気後退のタイミングとして挙げつつ、世界的にも金利動向、金融の引き締め等が景気後退の引き金になるだろうと指摘されています。
氏の議論は国や企業それぞれの「ライフサイクル」をベースに、その時々の事例を挙げつつ、分かりやすく解説しているので、一読をお勧めする次第です。
(最近は、ダイヤモンド・オンラインでも時々寄稿されているので、そちらで氏の解説をご覧になった方もいらっしゃるかと思います。
北野氏のホームページ: http://rpejournal.com/
● 景気後退が自社に及ぼす影響
世界、あるいは日本の景気が自社事業に影響を及ぼすのは当然のことながら、「いつ」「どんな影響」が及ぶのかという点を明確にすることは難しいですね。
それ以前に、「景気がいつごろ、どのように変化するのか」を自社と関連付けて、長い期間について深く考えるというのを普段から意識する自体も中々多くは無いのではないでしょうか。
いわば避けて通れない外部環境として、「見えてきたら対応する」に近い考え方をする場合も多いかと思うところです。
● 社会課題から逆算して考える
今までも、AI・IoTによる職業代替、少子高齢化、地球温暖化などの社会課題が及ぼす影響とその捉え方については、
『フードロス問題関連ビジネスにみる社会課題における「ユーザーメリット」』
https://wp.me/p9D2bS-vz
『ゼロ・エミッション企業の経営戦略にみる、事業環境の捉え方』
https://wp.me/p9D2bS-pM
『イスラエルの「交通状況の先読み」サービス開発に想う、スマートシティの影響予測』
https://wp.me/p9D2bS-rb
などでも何度かお伝えしているとおりです。
また、世界経済についても、
「「閉じてゆく帝国と逆説の21世紀経済」にみる中小企業の活路のヒント」
https://wp.me/p8EI7Z-gs
で採り上げましたが、今回のメルマガ記事のように世界・日本の景気動向についても、いつ起きるかというのは予測しずらくとも、良くなったら自社にどのような影響が及ぶのか、悪くなったときにはどうか、
というケース別に自社に及ぶ影響、また、景気の変動の予兆はどこに現れるのかという視点を持っておくことは、中長期の事業継続や事業承継上も重要かと思います。
そして、このような社会の課題や変動を自社事業につなげて考える上で、知的資産経営報告書におけるSWOT分析や価値創造ストーリーの作成は良い機会であり、かつツールになるものと考える次第です。
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