宿泊業界の新規参入者の記事にみる、他業界の参考方法

Julien CarusoによるPixabayからの画像

【今日のポイント】

宿泊業へのアリババやアマゾンの参入。

デジタルプラットフォーマーなど異業種からの参入に対して、状況を把握し、自社のリスク対応や新規事業戦略へのヒントを得るための、アンテナの張り方の一例をご紹介いたします。

宿泊業界が「大きな脅威」に対抗するには?OTAやアマゾンに対抗するための議論をまとめた【外電】

2019/9/17のトラベルボイスに表記の記事が掲載されていました。
(引用は『』でくくります。太字と改行は筆者挿入。以下同様。)

『最近では、アマゾンやアリババなど、テクノロジー企業までもが宿泊マーケットに参入。

潤沢な予算を持ち、誰よりもeコマース戦略に長けた巨大企業を相手に、ますます市場シェアが奪われることが危惧される――。

以上は、2019年6月下旬にミネソタ州ミネアポリスで開催されたホスピタリティ産業テクノロジー見本市・会議「HITEC(the Hospitality Industry Technology Exposition and Conference)」でおこなわれたセッション「迫りくる大きな脅威(The Next Big Industry Threat)」で、議論の前提として示された見解だった。』

EC戦略に優れた知見やノウハウ、システムを持つ異業種からの参による、入ホテル、更には観光業の業界構造の変化を窺わせます。

東京オリンピック・パラリンピックによるインバウンドなどの市場機会は、新規参入者を増やすという点で、既存の業界にとっては逆に脅威ともなることを現している事例ですね。

課題が先か、他業界をみるのが先か

新規参入のリスク対応という視点と、ベストプラクティス(課題への対応に関する先行事例)を探すという双方の視点から他業界を見る事は重要ですが、

とはいえ、自社の既存の業界の情報把握と異なり、普段から、他業界を意識するだけの問題意識を持っていないと、なかなか他業界にアンテナを張ることは難しいかとも思います。

このような視野の拡大と普段からの課題形成や問題意識は鶏と卵の関係に近いですが、

いずれにせよ自社や業界の常識の外に出る事の必要性を改めて感じます

自分でできる他業界からの気づきを得るきっかけの作り方

上記のようなアンテナの貼り方としては、

AI・ICTや5Gのような適用分野が広い技術のキーワード、マーケティング分野のような汎用性の高い言葉少子高齢化や環境問題などの業界横断的な社会課題の言葉などを使うことが有効となります。

使い方としては、グーグルアラートなどによるプッシュ型の情報収集が効率的かと思います。

その他、ライフシフト、GAFA関連などのビジネス書も有用ですが、

どんな本が良いのかわからない、選ぶのに迷ってしまうという方には、

アマゾンの書籍紹介や、

『私の情報収集方法(情報源)のご紹介』でご紹介した、

ビジネス書のサマリーの紹介サービス「トップポイント」

ビジネス書の紹介メルマガ「ビジネス選書&サマリーリーダーズ」

などのサイトも是非ご覧になることをお勧めします。

また、自社の強みを上位概念のキーワードに変えること、自社の強みを形成している知的資産をキーワードにして、グーグルアラートやネット検索をしてみることも、普段考えつかないような、活用先のヒントを見つける方法となります。

このような、他業界を見たうえで、自社自身を見直し、把握する際には、自社の強み、弱み、外部状況などの視点と、過去→現在→将来の時間軸の視点の双方が必要になります。

このような自社とそれを取り巻く状況の把握と共有に、知的資産経営報告書の作成と更新は役立つツールとなるものと考える次第です。

 

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