エルビス・プレスリーのダンスを見せる交通信号に考える地域ブランドの活用と提携方法

エルビス・プレスリー

● エルビス・プレスリーのダンスを見せる交通信号 

2018/12/15の1日5分ビジネス英語に表記のトピックスが掲載されていました。
(引用は『』でくくります。 太字と改行は筆者挿入、以下同様)

『ほとんどの人は1950年代に、プレスリーがフリートベルクと呼ばれるドイツの小さな町に、米国兵士として配置されていたことを知らない。
プレスリーに敬意を表して、リートベルクはプレスリーの画像がある3つの歩行者用の信号を設置した。

(中略)
プレスリーはフリートベルクにたくさんのファンがいる。住民は、プレスリーはその町で仕事を始めたので、彼はフリートベルクに所属していると考えている。信号は新しく追加されたものだが、その町にはすでにプレスリーの名をとって命名された広場がある。プレスリーが住んでいて、将来の妻となるプリシラに出会った近郊の町バート・ナウハイムでは、毎年プレスリー映画フェスティバルが開催されている。』

同トピックスにも掲載されている動画でみる、青信号と赤信号でプレスリーの取るポーズは中々楽しいものがありますので、是非御覧ください。

 

 

● 弘法大師とプレスリー

「有名人縁の地」というのは、生誕、没時の地は共通に存在しますが、特に多くの場所を巡って活動されていた人というのは、その先々でその人を称えるモニュメントが出来て、観光名所になったり、地元の人にとっての誇りになったりしていますね。

日本ですと、弘法大師などはその典型かと思います。

空海(弘法大師)伝説が残る全国のゆかりスポット9選

また、こういった縁の地をまわるイベントなどもよく企画されているところかと思います。

高野山大学の学校行事:「弘法大師の足跡を訪ねよう」

 

● 各地域で共通のデバイスを使ってアピールする

今回のトピックスでもう一つ感心したのは、ところでした。

『フリートベルクは、有名な住民たちに敬意をドイツの各町が、「信号機」という共通のデバイスを使って、各町縁の有名人を紐づけている表するために、交通信号をカスタマイズするドイツの伝統を続けている。ボンはベートーベンの顔を照らし出す交通信号を設置している。一方、トリーアはカール・マルクスの誕生200周年を祝して、カール・マルクスを表示している交通信号を設置している。』

カール・マルクスの誕生200周年信号機

 

地域ごとに独自の工夫を凝らすことも大いに結構ですし、進めるべきですが、地域間で連携して、縁の有名人という各地域のコンテンツを、共通のメディアに載せることで、ブランド訴求力を上げるというのも、大変有効な方法かと思います。

例えば、JRの駅で、高田馬場駅では鉄腕アトム蒲田駅では蒲田行進曲などを流しているのも、駅の発車音楽という共通のメディアに各駅ゆかりのコンテンツを載せている例と言えますね。

また「ドイツの有名人信号機巡り」のような地域横断的な企画を立ち上げるなど、コンテンツビジネスやマルチメディア戦略のような工夫も、地域ブランドによる街の活性化ということに繋がるのではと感じます。

このように、自社や自分の地域が持っているコンテンツを他者の異なるコンテンツと共通のメディアに載せるというのは、自社の知的資産のうち、人的資産や構造資産を使って新しい関係資産を構築することとも言えるかと思います。

自社の知的資産同士の組み合わせを考える上で、他社と共通するメディア、共有できるメディアが無いかと考えることも一つの方法としてお勧めする次第です。

 

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