株式会社ラクーンのクラウド受発注システム特許取得にみる既存のメディアの取り込み

● クラウド受発注システム「COREC」が特許を取得!ネット・FAX・メール、すべての発注手段に自動変換で対応

2018年1月4日に株式会社ラクーンは表記のリリースを公表しました。
(引用は「」でくくります。 改行は筆者挿入、以下同様)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001118.000003091.html

同社のCORECは業種を問わず、すべての企業間取引における注文のやり取りをウェブ上で一元管理できるシステムとのことですが、今回特許を取得した技術は、
「バイヤー(発注側)がCORECのシステムに入力した注文情報を、FAXやメールなど他の発注手段用のデータに変換し送信する一連の工程を自動化した部分」です。

同社では、この技術によって、バイヤーは、CORECを利用していないサプライヤーに対しても、FAXやメールで注文情報を送ることが可能となること、発注手段によらないため在宅や外出時にも同じステムで発注が行なえ、注文情報の一元管理とスタッフ間での共有が円滑に行えることを謳っています。

 特許番号:特許第6253414号
 発明の名称:発注管理システムおよび発注管理用プログラム
 登録日:2017年12月8日
 特許権者:株式会社ラクーン

図1

出典:特許第6253414号公報より

● FAX、メールと専用システム

受発注および決済まで含めると、大手、中小を問わず、かなり多くの発注手段やシステムを一緒に使っていることが多いのではないでしょうか。

今回、ラクーンが提供しているサービスを利用することで、複数の既存のメディアをそのまま使い続けつつ、情報の一元管理が可能になるというメリットを享受できるわけですね。

そして、ラクーンとそのお客様にとってみれば、ラクーンのCORECを使っていない取引先相手にもこのシステムが利用できることで、お客様の利便性の向上ラクーンから見た市場の拡大が図られることになります。

 

● 自社商品・サービスのボトルネック解消に利用可能なメディアの拡大を考える

現在、取引を始めとするコミュニケーション手段が複数存在し、見方によってはカオスに近い状態にも思えることがありますね。

大きな傾向としては、LINEなど新規のメディアほど普及速度も大きい代わりに、寿命(ライフサイクル)も短くなってきているように感じます(学生さんなどでは、LINEよりインスタグラムのメッセンジャー機能の方を使っているところもあるようです)
https://www.businessinsider.jp/post-107511?utm_source=dlvr.it&utm_medium=facebook

自社の取引先やお客様との間、あるいは社内で使っているメディアを一元管理することで、社内外の情報共有を図ることは、企業の大小を問わず、業務効率化や生産性の向上の視点からも重要かと思います。

御社では、どのように社内外のメディアをご利用になり、その使い分けや管理の工夫をされているでしょうか?

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