ブランド価値の「見える化」による人材確保
● 小さくても優秀な社員が集まる会社の秘密
採用の武器は自社に埋もれている!
2017年10月26日のPRESIDENT Onlineに上記の記事が掲載されていました。
(引用は「」でくくります。 改行は筆者挿入、以下同様)
http://president.jp/articles/-/23479
これは、「人手不足の会社が“最初に”考えるべきこと
社長の動き次第で変革の大チャンス」
http://president.jp/articles/-/23465
の後編なのですが、
前編は、人材確保と受け入れ体制の整備という視点で
中小企業庁の「中小企業・小規模事業者の人手不足対応研究会」が提言する
「人材を獲得するために必要な社内体制の整備」
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/koyou/2017/170703hitodebusokugl.html
の事例を紹介しているのに対して、
後編では、
「人材が集まる企業は広告を投入していなくても、心ある人たちにその存在が知られている。真摯な企業活動や注目される商品・サービスがテレビ番組や活字メディアの記事として紹介され、Facebookに代表されるSNSやブログのコンテンツとして、ネット上に当該企業の情報が拡散しているからだ。」
と、自社のブランド価値を上げることで、まず来て欲しい人材にとって魅力的な会社になること、そしてその魅力を発信することを提言しています。
その中で、
「本来、企業のブランド力は、事業活動と同様に時間を掛けて着実に向上させていく「見えざる知的資産」」
として、ブランドを中長期的に育てる知的資産として捉えつつ、時間的な制約のある中小企業は、
「自社の価値を「見える化」する施策から着手し、「ブランド資源」を増やしていくことから始める。」
として、具体的な方策を数多く挙げているので、一読の価値があるかと思います。
● 埋もれているブランドのタネと、発信方法、そしてストーリー作り
上記の記事は、埋もれている「ブランド資源」の例を数多く列挙していますが、これはまさに「知的資産」ですね。
そしてその見せ方については、フェースブックやホームページ、マスメディアなどのメディア毎に情報発信方法を提案しています。
このように、ブランドの「見える化」において、メディアの特性に応じた発信方法も重要ですが、まずは、自社ブランド=お客様や取引先、社会に対する自社の提供価値に関するストーリー作りが重要かと思います。
知的資産の掘り起し(認識)とそこから生まれる自社の「強み」、その強みを活かしてどのようにお客様や周囲に価値を提供していくかというまさに「価値創造ストーリー」の作成と提示がブランド力向上に結びつくものであり、
知的資産経営報告書を作成する目的にもつながることを改めて感じた次第です。
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