AIやIoTによる働き方改革サービスにみる「集中力」の重要性

● 社員は集中して働いている?働きすぎ?AIとIoTが見抜く

2017/10/24の日経コンピュータに表記の記事が掲載されていました。

(引用は「」でくくります。 改行は筆者挿入、以下同様)

「「A社に訪問するならこの提案書を使ってください。成功率は6割です」。人工知能(AI)が社内のナレッジから最適な一手を提示するようになってきた。さらに集中力を高めたいのならIoT(インターネット・オブ・シングズ)のメガネがおススメだ。目や頭の動きを計測して、現在の集中状態を教えてくれる。力強い味方とともに働き方改革を始めよう。 」

という題目で、以下のように様々なAI、IoTを用いたサービスを紹介しています。

・マツリカの「Senses」は営業担当者向けAIを搭載した業務特化型のSaaS。
「「A社に初めての訪問」などの予定をグーグルカレンダーに入力すると、クラウド側のAIが訪問先企業の規模や現在の営業ステップを解析し、他の担当者がためたナレッジから類似する情報を提示する。ナレッジには提案書やメール文面が含まれ、担当者はコピーして提案の中身について考える時間を増やせる。」

・「スタディストはスマホだけで動画を含めたオンラインマニュアルを作れるクラウドサービス「Teachme Biz」を提供している。仕事の流れに沿ってスマホで現場や操作画面を撮影し、コメントを入れれば完成」

・ジンズの眼鏡「JINS MEME ES」「眼電位や加速度、角速度などのセンサーを内蔵しており目や頭の動きを計測する。スマホアプリと連動して、現在の集中状態を「アタマ」「ココロ」「カラダ」という3種類のパラメーターで表示。1日の中でいつ、どの程度集中力が高まっているかをグラフやタイムラインで振り返れる。」

・「NTTPCコミュニケーションズのクラウドサービス「みまもりがじゅ丸」は社員の緊張度合いを見える化」

・「トークノートの社内SNS「Talknote」が備える「オーバーワーク検知機能」。睡眠不足を見つけるため、夜間のログアウト時間が5時間といった設定値を下回り続けると管理者に通知する。社内SNSへの投稿量とログイン時刻の相関関係を分析してモチベーション低下の徴候を検知する「アクションリズム解析」と合わせて、過労を見つけるのに役立ちそうだ。 」

この他にも、顔の表情と社員の業務履歴から退職リスクを予測するサービスなど、まさに働き方改革はITやAI、IoTが大きく貢献する分野ですね。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/17/100300410/101700008/

 

● 「集中力」などのメンタル面に着目

上記のサービスは、大きくは「ナレッジマネジメント系」と「メンタル面でのサポート系」に分けられると思いますが、
私は、特に「メンタル面、特に集中力と生産性」に着目したサービスが出てきていることに大変興味を覚えました。

先日の「吉野家のAIやIoTを活用した睡眠解析プラットフォームの採用にみる生産性向上の打ち手」 http://wp.me/p8EI7Z-jY
でもご紹介したように、

私が入っている樺澤塾の主催者、樺沢紫苑先生の著書

「神・時間術」 http://amzn.to/2hHhDU7

「絶対にミスをしない人の脳の習慣」http://amzn.to/2gi9p8n

では、脳科学の立場から、集中力が生産性向上や、ミス・ムダの低減の鍵であり、集中力の維持・向上について心身のコンディショニング(特に睡眠と運動)の視点から、様々な対応策を提示しています。

また、「「IoT・AIで人の集中力を向上」の取り組みに見る「温故知新」とは?」
http://wp.me/p8EI7Z-jn
では、空調や照明にIoT・AIを適用し、人の集中力を向上させる空間環境づくりに取り組んでいるダイキン工業やパナソニックの取り組み例をご紹介しましたが、

働いている人の心身の状態を、特に集中力に着目して把握し、
今回の記事のように、従業員自身や管理者にフィードバックしたり、
以前の記事のように、オフィス環境の制御に役立てるなど、

集中力が生産性向上の鍵であり、その把握と改善にAIやIoTを活用するということは、今後の働き方改革や業務効率化の大きな流れの一つになることは間違いないかとと思われます。

 

● 日々の生活の管理が重要に

先日の「吉野家のAIやIoTを活用した睡眠解析プラットフォームの採用にみる生産性向上の打ち手」 http://wp.me/p8EI7Z-jY
では従業員の睡眠を管理する取り組みをご紹介しましたが、

「飲酒」も多くの企業が、「会社の宴会」や「プライベートでの飲み過ぎ」に注意するよう、社員への意識付けに注力していますね。

ただ、飲酒については主に事故や不祥事の回避といったリスク管理の面が中心で、社員の集中力などのコンディション、ひいては生産性の向上と結びつけて改善しようというところまで踏み込んでいる企業はまだ少ないようです。
しかし、二日酔いや宴会続きの経験が教えるように、飲酒も集中力を通じて生産性に大きな影響を及ぼすものですので、今後は睡眠や勤務時間と同様に、AIやIoTを用いたサービスの対象になってくるかと予想する次第です。

 

● AIやIoTに頼らないコンディショニング管理

私は、AIやIoTの技術進展や、その適用分野の広がりに大きな関心を持っていますが、
一方でAIやIoTに頼らずとも、アナログな方法による従業員の集中力の維持・向上のサポートは可能だとも考えています。

「神・時間術」には、パソコンの使い方などは出てきますが、AI、IoTなどは使わない、集中力に関する色々なスキルが掲載されています。

今回のようなAI、IoTのサービスを見ることは、そのまま自社に導入するというよりも、自社の生産性向上のヒントにしたり、
自社が、B2BやB2Cで、生産性向上という「ヒト」に関するサービスを展開する際のヒントになるものと思います。

まさに知的資産経営における「温故知新」の世界ですね。

あなたはAIやIoTの進展の事例から、自社の知的資産や価値創造ストーリーにどんなヒントを得ていらっしゃるでしょうか?


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