ストーンヘンジの世界遺産登録取り消し検討に考える、ブランドやブランド維持の継続性

【今日のポイント】

ストーンヘンジが周辺の開発により、世界遺産の登録を取り消される可能性があると報じられています。

ランキング等を活用したブランド構築における、登録後の景観維持や判断基準となる指標の変化への対応などの継続的なリスク管理の必要性が高まっていることを改めて感じた次第です。

【目次】
1.ストーンヘンジの世界遺産取り消し検討
2.ランキングを通じたブランド構築における、指標対応などの、継続的なリスク管理の必要性が増す
3.外部からの評価基準の変化と自社の将来の提供価値の整合性を考える

 

1.ストーンヘンジの世界遺産取り消し検討

『もはや「世界遺産」ではないストーンヘンジ Stonehenge may no longer be ‘World Heritage Site’』

2021/8/5の1日5分ビジネス英語に表記のトピックスが掲載されていました。

ストーンヘンジ近傍に建設予定のトンネルを巡って、ユネスコから環境悪化を理由とした登録取り消しを示唆されていることを採り上げています。

ストーンヘンジの登録取り消しの可能性については、以下の記事でも報じられています。

『ストーンヘンジに危機!? 世界遺産の登録抹消か?』
2021/07/28のOnlineジャーニー

英国の世界遺産では、先日リヴァプールも周辺の再開発を理由に登録を取り消されていますが、

環境(景観)の保全と、旅行客の利便性や産業インフラの整備などの経済性との両立の問題がここにも現れていると、改めてその課題の難しさを感じた次第です。

 

2.ランキングを通じたブランド構築における、指標対応などの、継続的なリスク管理の必要性が増す

上記の記事や、本ブログトピックス『世界幸福度ランキングに考える、バイアスの課題とKPI設定』
で採り上げた、世界幸福度ランキング、

『パラオのサンゴ礁保護規制にみる優先順位をつけたブランド維持』
でご紹介した、観光立国における施策の優先順位の付け方などからは、

「ランキングを通じたブランド構築における、指標対応などの、継続的なリスク管理の必要性が増す」様子が窺えるかと思います。

脱炭素やカーボンニュートラルなども含めて、 SDGsなど、対応すべき社会課題は常に変化しており、その中で世界遺産などに求められる資格や登録の判断基準も、運用面を含めて変化していく事が今回の記事からも窺えるかと思います。
世界遺産も求められる価値や基準を継続的にモニタリングし、対応していくブランド戦略が必要と事という点は、他の分野のブランドと共通するものと感じた次第です。

 

3.外部からの評価基準の変化と自社の将来の提供価値の整合性を考える

自社の中長期のブランド戦略を考える際には、上記の様なブランドやランキングの評価基準や運用法など、外部要因の変化に加えて、自社の将来の提供価値とその相手(取引先、エンドユーザー、社会など)の変化も考慮する必要があります。

経営デザインシートで言えば、価値創造の部分とその価値の伝え方その伝え方に必要な経営資源を含めて、シート上に記載してみる、あるいは記載する前のSWOT分析などで、ブランド戦略上の外部要因もO(機会)とT(脅威)に記載する事が有効かと思います。

 

伝え方については、今回の記事の様な評価基準と、ICTやXRなどの伝え方、コミュニケーションに関わる新技術やサービスの動向も把握して必要に応じて記載していく事が重要となります。

 

なお、上記の外部要因を中立的な目で把握する上では、以下のブログでもご紹介したベストセラー
『FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』(ハンス・ロスリング; オーラ・ロスリング; アンナ・ロスリング・ロンランド著)
も参考になるかと一読をお勧めする次第です。

『『ファクトルフルネス』を読んで-世界と自分を知る鏡(前編)』

『『ファクトルフルネス』を読んで-世界と自分を知る鏡(後編)』

 

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