人脈の構築・維持への知的資産経営の適用方法

● 企業経営研究会に参加して

先日、東京都中小企業診断協会(城北支部)の企業経営研究会に参加しました。

生命保険会社のトップセールスマンの方の講演では、人のつながりの重要性、相手に信頼されるためになすべきことや心得るべきことなどについて、実践に基づく貴重なお話を伺いました。

また、会の主催者の先生からは、企業経営研究会自身が、ベテラン診断士や異業種の方達との繋がりを得る場として創設し、機能させている旨のお話を伺い、改めて「人との繋がり」の大切さを感じた次第です。

 

● 人を紹介する場の重要性

人との繋がりというときに、どうしても自分を紹介する、誰かを紹介してもらうことに意識が向きがちですが、
人を紹介することで、紹介される人、紹介先双方のお役に立つことが人脈形成では重要だということも改めて認識する機会を頂きました。

情報は発信するところに集まると言うこととも通じるかと思いますが、人や情報の「ハブ」になることを目指すのが人脈・ネットワークの構築で意識するべきことかと思います。

 

● 「人脈」を知的資産経営の視点から考える

人脈の構築・維持を、個人の心得から、知的資産経営の視点で転用するとまずは人的資産(個別の人が持つ人脈)から始まり、
どこかで、関係資産(自社として持つ人脈、関係)へとつなげていくことになるかと思います。

お客様との繋がりと同様に、取引先や専門のアドバイザーなどに人脈を広げ、維持していくことを組織としても実施・支援する仕組み(構造資産)の視点で考える事が必要であり、勉強会、実践する社員への支援や表彰など様々な手段を一貫した流れで行うことが必要と考える次第です。

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