中国の世界最長の橋の建造にみるコントロール出来るルート造りの重要性

橋、国境、流通、経路

● 世界最長の海をまたぐ橋 World’s longest over-sea bridge

2018/10/30の1日5分ビジネス英語で表記のトピックスが採り上げられていました。

(引用は『』でくくります。 太字と改行は筆者挿入、以下同様)

『10月23日、港珠澳大橋習近平国家主席により正式に開通した。

(中略)

この橋は、香港とマカオを中国の11都市とつなぐ役割をする。橋は、中国が管理するハイテク地域を形成するだろう。』

建設にはかなりの技術課題と障害に直面し、労働者の中に犠牲者も出たとのこと、国家の威信をかけた大事業だったことが窺えます。

今回の記事からは、一帯一路などの経済圏構築の競争の一端が見て取れますが、「中国が管理するハイテク地域」という点に注意を惹かれました。

 

● リアルとネットの流通規制

2018/10/24の1日5分ビジネス英語のトピックス、
「3つの異なるインターネットに分けられるインターネット 」

では、3つの地域(米国、ヨーロッパ、中国)のそれぞれがインターネットを違った方法で規制しており、各地域のユーザーは検索エンジンで異なる結果を得ることになるだろうと述べられていましたが、今回の記事と併せて人と情報の流れをコントロールしようという意図を感じた次第です。

上記は行政による情報操作の話題ですが、自分がニュートラルに情報を集めているといえるかは時に不安になることがありますね。

以前、「インターネット検索・広告の偏り問題にみる状況把握時のリスク管理」

との題で、オーストラリア公正取引委員会(ACCC)が公開した調査報告書(GoogleやFacebookが「フィルターバブル」の温床になっていないかの調査)についてブログに載せたことがありますが、情報収集時のバイアスは官民問わず多く存在することを前提にネットを利用しなくてはと感じます。

 

● 便利なルートを作ることで、対象の動きを誘導する

今回の橋の話題からは、便利だがコントロールできるルートを作ることで、自国の行政が規制できない他の自由なルートへの流れを抑制する効果も狙っている可能性があるかと思います。

これは、マーケティングにおけるお客の動線誘導にも通じるものがありますね。

顧客の購買行動などの流れの中で他のルートよりも利便性の高いルートを設定するためにも、顧客の心理面も含めた行動に関するデータや知見を集め、見える化することの重要性を改めて感じた次第です。

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