小惑星の上で活動するロボットに思う「超高度な課題」と「稚気」の重要性

小惑星 asteroids 宇宙探査 ロボット JAXA 

● 1億8000マイル離れた場所で、飛び跳ねるロボット 

2018/9/17の1日5分ビジネス英語で表記のトピックスが掲載されていました。
(引用は『』でくくります。 太字と改行は筆者挿入、以下同様)

『宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、地球から1億8000万マイル小惑星リュウグウの表面に2体の小型ロボットを着陸させた。

その円柱型ボットは幅約18センチ、高さ7センチである。9月20日、それらのロボットは2014年12月にはやぶさ2号によってリュウグウの表面に降ろされた。この小惑星の直径はわずか1キロメートルである。

ROVER-1AおよびROVER-1Bと名付けられた2体の小型ロボットは、小惑星の表面を飛び跳ねてまわり、調査のためのサンプルや画像を集める。』

過酷で難度が高い環境においては、日本の物作り、特に擦り合わせや工夫を要する分野での素晴らしさは健在だと改めて感じました。

水が高きから低きに流れるように、高難度な開発課題と妥協しない姿勢から生まれる技術が民生用に波及して、日本の国際競争力を高めてくれるものと期待しています。

そして先日、
「空飛ぶ車の促進政策に見る予測可能性の重要性」 の記事で採り上げた空飛ぶ車の開発におけるにおける政策面でのサポートのように、

今回のような高度な開発環境、開発目的の確保と拡大に政策が有効な役割りを果たしてくれることも期待する次第です。

 

● 独創的で何度の高い課題に挑む際の「稚気、茶目っ気」

今回のトピックスでもう一つ印象に残ったのが、以下のような小惑星「リュウグウ(竜宮)」の名称由来でした。

『小惑星の状態は、太陽系の誕生以来、変わっていない。その名前の「リュウグウ」(竜の場所)は、浦島太郎という漁師についての日本の昔話から名付けられた。浦島太郎は玉手箱を開いて自分の過去を発見した。科学者たちは、ロボットが太陽系の始まりまで遡るサンプルを持ち帰ることで、同様なことを達成すると考えている。』

JAXAは、探査することを決めてからこの小惑星を竜宮と命名したそうですが、浦島太郎のエピソードと、太陽系が始まった頃のサンプル採取から過去を知るというところを掛けて名付けたという点に、このプロジェクトにおける「茶目っ気」というか「稚気」を感じて微笑ましくも大変好感を感じました。

イーロンマスクさんの宇宙旅行などもそうですが、太陽系の起源を探ることと、浦島太郎を結びつける「稚気」も、ハイレベルな、あるいは前人未到のプロジェクトの成功に必要な個人または組織レベルでの資質ではないか感じます。

大きなプロジェクトに参加する人たちのモチベーションを高め応援する人、組織を引きつける上でも、このようなわかり易く、ユーモアの効いたネーミングは大変有効ですね。

また、経産省の経済産業研究所の講演で、デジタル化が製造業に及ぼす 影響についてお話を伺いましたが、講師が日本の活路として「オタク化」を上げていたのを併せて思い出した次第です。(講演資料はこちら)

御社では、自社の事業やプロジェクトのネーミング、キャッチフレーズなどを考える際に、どのような工夫をされているでしょうか?

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