文化の日に考える「相乗りの効果」
● 11月3日文化の日
11月3日はご存知「文化の日」ですね。
今年2018年は土曜日に当たりますが、
ウィキペディアによれば、もとは、明治天皇の誕生日として祝日になっていたのが、
1946年(昭和21年)の11月3日に日本国憲法が公布され、日本国憲法が平和と文化を重視していることから、「文化の日」と定められたとのことです。
(5月3日の憲法記念日は、日本国憲法の施行日)
ウィキペディアより https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E5%8C%96%E3%81%AE%E6%97%A5
ところで、ウィキペディアによれば、同じ11月3日にはそれ以外の記念日もあるようですね。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E5%8C%96%E3%81%AE%E6%97%A5
(引用は『』でくくります。 太字と改行は筆者挿入、以下同様)
『まんがの日 日本漫画家協会と出版社5社が「漫画を文化として認知してもらいたい」と制定。
レコードの日 日本レコード協会(RIAJ)が「レコードは文化財」として制定。
文具の日 東京都文具事務用品商業組合等が「文具と文化は歴史的にみて同義」として制定。』
上記の他にも「文化つながり」で色々な記念日が今後も出てくるのではと予想するところです。
● 既にある記念日に「相乗り」する
で、『昔からある風習や日にちの呼び方に、潜在的なニーズを結びつけて新しいイベントに仕立てた、まさにマーケティングの勝利』の例としてバレンタインデーと土用の丑の日を紹介しましたが、
自社のイベントやサービスをこの文化の日に結びつけて、出来れば恒例のイベントに仕立てると、特にB2Cの分野では自社の売上げアップや顧客との関係維持に繋げられそうですね。
で、ゴールデンウィークと対比して、シルバーウィークがもとは文化の日を中心に映画を見る日として宣伝を行ったのが始まりだったが定着せず、現在の春分の日を中心としたシルバーウィークとは無関係なこと、同じようなニーズ、価値を提供する他のイベント、風習を踏まえてイベントやその名称を企画することが必要であることをお話しましたが、
文化の日にちなんでイベントを企画する際にも、「自社が伝えたい文化的なコンテンツ」というところを十分に検討して、外から見て違和感のないイベントを企画することが必要になるかと思います。
この文化の日に、「自社が提供しているサービスなどの文化的な側面とは何か?」を考える切っ掛けにしてはいかがかと思う次第です。
御社は、文化の日に開催するとしたら、どのようなイベントを企画されるでしょうか?