オープンイノベーションの議論に考える「PDCAの共有化」
● なぜイノベーションを起こせる組織になれないのか? いま企業が取り組むべきこと
2018年2月14日の日経PBに表記の記事(埼玉大学大学院人文社会科学研究科
准教授 宇田川氏の論)が掲載されていました。
(実際には、簡単なアンケートに答えてダウンロードする形式になっています)
http://tech.nikkeibp.co.jp/it/atclact/activewp/b/18/02/07/00626/?n_cid=nbpitpa_mltgml&act14
(引用は『』でくくります。 太字と改行は筆者挿入、以下同様)
『イノベーションの本質はコラボレーションにある』
とコラボレーションが必須であるとし、そのために、
『コラボレーティブな共通のビジョン・価値観を共有し、それを実践する』
『組織の中でフラットな関係性を築く』
の2つを重要なポイントとして挙げています。
『いきなり「イノベーションを生む組織にガラッと変えたい」と思うのではなく、
小さなことから一つずつ前に進めていくことが大切です。
まずは、安心して情報やアイデアの共有ができるフラットな関係性が当たり前の
組織を目指してみてはどうでしょうか。それが実現すれば、今まで入って
こなかった情報が入ってくるようになり、コラボレーションが促進され、
組織の中でアイデアが飛び交い始めるようになるはずです。
もっと小さなステップとしては、日頃の業務を俯瞰できるような観点に立って、
異なる部門の人と会話をする機会をつくってみてはどうでしょうか。』
とイノベーションといっても肩肘張らずに地道で小さなステップを積み重ねることを推奨しています。
● アイデア出しだけではイノベーションは起こせない
最終的に、変革を起こしてこそのイノベーションという意味では、最初のビジネス・あるいは商品やサービスのアイデアの思いつきから、実際に事業を立上げ、顧客や社会に変化を与えるまでには、それこそ無数のステップと、そのステップをクリアするための工夫=アイデア出しが必要ですね。
そして、アイデアだけではなく、成果に結びつけるにはステップ毎にPDCAを回し続けることが必要となってきます。
● PDCAの共有というコラボレーション
最終的なゴール・目的は動かずとも、そこに到達するまでのルート(中間目標、マイルストーン)は変化することもよくあることかと思います。
そして、アイデア出しはP(計画)だけでなく、PDCAの全てのステップで行うものでもありますね。
他社とのコラボレーションで事業を進める場合にも、変化するPDCAの全てのステップのりきるためには、アイデアやビジョンの共有はもちろんのこと、PDCAの各ステップ自身を共有することが、結果を出せるコラボレーションにつながるものだと思います。
そして、PDCAを共有する方法の一つがマネジメント手法の共有(標準化や同じマネジメントツールの利用)であり、知的資産経営もその一つとなり得ると考える次第です。
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