IT人材のコミュニティにみる、学習・自己成長を通じた選択肢の拡大
【今日のポイント】
IT・テクノロジー人材のスキル・キャリアの向上を支援するコミュニティを提供するパーソルキャリア社。
学習や自己成長を通じて自分の選択肢を広げることは個人のみならず企業にとっても重要な項目となっていることを示唆する事例かと思います。
● IT・テクノロジー人材のための社会人コミュニティ「TECH Street(テックストリート)」を発足~ヒトと知識とテクノロジーの力で、個人の価値や可能性が拡がるつながり
2019/11/27 総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリア株式会社は表記のリリースを公表しました。
https://www.persol-career.co.jp/pressroom/news/corporate/2019/20191127_01/
「学習」、「自己成長」が、人生100年時代のライフデザインのキーワードと感じます。
(引用は『』でくくります。太字と改行は筆者挿入。以下同様。)
『総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:峯尾 太郎、以下パーソルキャリア)は、11月27日(水)よりIT・テクノロジー人材のための社会人コミュニティ「TECH Street(テックストリート)」を発足しましたので、お知らせいたします。また、これに伴い、同日テクノロジー情報サイト「TECH Street」< https://www.tech-street.jp/ >を開設しました。』
(中略)
『本コミュニティでは、IT・テクノロジー人材のスキルアップや、キャリア構築を目的とした情報提供や各種勉強会・イベントなどを開催する予定です。
パーソルキャリアは、ミッションである-人々に「はたらく」を自分のものにする力を-の実現に向け、人々が自らの可能性や人生の選択肢についてより深く知り、選択し、行動する支援を行っています。
今後も機械学習やブロックチェーンをはじめとする最新技術を用いた労働・雇用の課題解決の促進など、さまざまな取り組みを行ってまいります。』
同リリースでは、経済産業省「IT人材に関する各国比較調査報告書」(2016年6月を引用して、IT人材に求められるスキルレベルのニーズと現実のスキルのギャップ、企業が提供する会社の教育や研修制度に対する満足度の低さといった課題の解決を図るとしています。
今後のどうコミュニティの動向と、同様なコミュニティの発足やその動向も要注目と考える次第です。
● 「学習」、「自己成長」の場を広くとらえる、選択肢を増やす
かのベストセラーLIFE SHIFT(ライフ・シフト)も含めて、
いわゆる人生100年時代への対応として、健康の維持や経済面での対応と並んで、生涯学習の必要性が謳われています。
その際に、学習内容だけでなく、今回の記事のようなコミュニティも含めた学習方法の選択肢の広さが、キャリアや趣味も含めた人生の選択肢の広さに繋がっていくことは間違いの無いことかと思います。
これは個人に限らず企業においても同様かと思います。
トライアンドエラーの機会や方法の選択肢を増やしておくことが、自社の事業の選択肢を増やすことに繋がってきます。
そのためにも、
や
『ゼロックスとHPの合併検討にみる、上位概念での自社の提供価値の【継続的な】再定義の重要性』のように自社事業や自社の提供価値など、
各種場面で選択肢を広げるための、上位概念で考えて視野を広げる訓練として、学習や自己成長の習慣を定着させる仕組みづくりが重要と考える次第です。
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