ドローン企業の「コト売り」にみる「尖ることの重要性」
● 株式会社エアロネクスト
先日、ドローンの開発を行っている株式会社エアロネクストの方からお話を伺う機会を得ました。
(引用は『』でくくります。 太字と改行は筆者挿入、以下同様)
『従来ドローンの常識を覆す、次世代ドローンに必須となる技術「4D Gravity」
エアロネクストは、ドローン機体のフレーム設計を基本から見直し新しいパラダイムの機体を提案します』
と、重心制御によって、安定した飛行を可能にし、姿勢制御のためにプロペラのモーターにかかっていた負荷の均質化による燃費向上や、安全性の向上、適用範囲の拡大(産業用にも利用可能)を実現しています。
同社のHPの動画を見るだけでも、大変面白く、先進性を感じさせてくれます。
● 「ドローン」を売るより「技術」でサポート
同社の方が、開発中のドローンを売ることも行うが、色々な方たち(その中にはドローンを開発・販売する企業も含まれるのかもしれません)から抱えている課題を聞いて、それを自社の技術で解決するソリューションを提供するビジネスモデルも志向しているというところに、「モノ売りとコト売り」のバランスを含めて、技術力を自社の強みとする企業のビジネスモデルとして参考になるものを感じました。
また、同社のドローンは物流や社会インフラの検査等色々な適用先を想定していますが、適用先の市場分野にはこだわらず、自社技術(既存及びこれから開発するもの)が適用できるところならば意欲的に開発を進めていくという姿勢も技術系ベンチャー等の参考になるかと思います。
● 「何で尖るか」を考える
同社は、「技術(開発力)」で尖っていくことで自社の強みの構築を図る、「技術を知的資産とする」企業かと思います。
尖っているが故に、逆に色々な市場に適用が可能になっているのではないかと推察した次第です。
もちろん、ある市場に特化するという「尖り方」もあるわけで、いずれにせよ「自社が他社と比較して尖っているところはどこか、どこで独自の強みを出したいか」ということを強く意識して、戦略的に自社技術などの「知的資産」を構築していくことの重要性を改めて感じた次第です。
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