電子契約と法務専門家のコラボにみる、AIと人の協業のヒント

電子契約

【今日のポイント】

電子契約など、法務分野でもデジタル化は必須の課題となり、AIと専門家の協業が進んでいます。

AIと人の協業において、顧客とのコミュニケーションや深い洞察などを人が、署名等の作業や契約書チェックの第1段階はAIがという役割分担の中で、専門家に求められるスキル、専門家に対して求めるべきスキルもまた変化していることが窺われます。

 

● 独自のAI技術を有する契約書作成・編集・管理システム「LAWGUE (ローグ)」が「法律で解決」をもっと身近に、の「Legalus (リーガラス)」登録弁護士向けプランをリリース!

2020/1/21に、リーガルテック企業のLAWGUE(ローグ)は表記のリリースを公表しました。

LAWGUE が「法律で解決」をもっと身近に、の「Legalus (リーガラス)」登録弁護士向けプランをリリース!

(引用は『』でくくります。太字と改行は筆者挿入。以下同様。)

『LAWGUEは法務プロフェッショナル向けのクラウド型契約書作成・編集・管理システムで、企業法務部?を始めとする事業会社様や法律事務所様のご利?を対象としております。

今回新たに法律情報ポータルサイトLegalus (リーガラス)との連携により、同サイトに会員登録されている「個?弁護?様向け」にLAWAGUEご利?プランをご提供することに至りました。

個人弁護士様がご自分の顧客向けにご利?が可能となることで、より多くの法務従事者様にLAWGUEをご活?いただける機会が増えます。これにより、さらなる業務効率化・?産性向上のご?援ができるようになりました。』

AIと専門家のコラボをプラットフォーム連携で実現する試み。
他の分野でも進みそうです。

 

● PLAB Startupsが、オンライン商標登録サービス「Cotobox」の提携弁理士パートナーに参画

知的財産の分野では、スタートアップに特化した知財支援サービスを提供する特許業務法人 iPLAB StartupsとPCのブラウザ上で誰でも簡単に商標調査・出願・管理することができるクラウドサービスを提供しているCotobox社が2019/12/24に表記のリリースを公表しています。

『iPLAB Startupsは、「技術によって市場を創造し、知財によって産業を育成する。」を理念とし、社会課題を解決するために新たな産業を生み出すスタートアップを支援する知財専門組織です。

スタートアップのスピード経営やグローバル展開に対して迅速な知財支援を行うため、知財業務の生産性向上を図るデジタルトランスフォーメーションを推進する活動を続けています。この活動を更に加速すべく、Cotoboxの提携弁理士パートナーとして参画することが決定しました。』

ブランド戦略における商標の重要性と、専門家とAI等を活用したオンラインサービスの提携が進んでいることの双方が窺えます。

 

● 弁護士ドットコム、注力するクラウドサインが急拡大 契約送信件数は前年同期比約2倍の31万件超

2020/1/28の財経新聞には、表記の記事が掲載されています。

『弊社は、「専門家をもっと身近に」という経営理念で運営しています。

世界中の方々が、専門家の知恵をもっと簡単に、身軽に利活用できる世の中を作り出すことができれば、困っていらっしゃる方々を少しでも減らすことができるのではないかという思いで、専門家と人々をつなぐポータルサイトである「弁護士ドットコム」「税理士ドットコム」「ビジネスロイヤーズ」といったサイトを運営しています。
また、最新のテクノロジーが日々新たに生まれていますので、専門家の方々が活躍する領域において、ここを掛け算していくことで、さらに非常に大きなイノベーションを生み出せるだろうと考えています。
現在は、日本初となるWeb完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」を4年前からスタートし、注力して育成している最中です。』

弁護士ドットコムの2020年3月期四半期決算報告書はこちら

電子契約と弁護士という専門家の組み合わせのサービスは、デジタル化の進め方として他分野でも参考になるかと思います。

 

● 業務のデジタル化と、専門家の利用をプラットフォームの連携で実現する

上記の事例や以下のトピックスからは、契約等の法務の分野でも、デジタル化が進んでいること、そこでは、専門家の参加の仕方もまた変化していくことが窺われます。

『AIによる契約作成サービスにみるAIとの棲み分け方法』
では、AIと人の棲み分けを職業ではなく、業務のプロセスに分解して考えることをお話し、

『AI・IoTと人の分業のヒント: 専門家のサポートと受ける側の「感性・ビジョン」』
では、AI導入時に専門家のサポートを受ける側も、AIとの役割分担として、人が行うべき事を考える際に、「感性」、「ビジョン」などを明確にし、それを伝えて共有していくことが求められて来ることをお伝えしましたが、

AIとの協業において、専門家には、その業務の専門性だけではなく、顧客と信頼関係を築き、顧客ニーズを汲み取るコミュニケーション力と他者理解力が今まで以上に求められていると感じる次第です。

 

 

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