サムスンの折りたたみ式スマートフォンにみる、「インターフェースの螺旋的進化」という商品開発のヒント

MochoによるPixabayからの画像

【今日のポイント】

色々なトラブルを乗り越えて9月発売となるサムスンの折畳式携帯。

技術革新による「1枚の石版から文庫本へ」というインターフェースの螺旋的進化の典型例かと思います。

そして、このような過去のニーズを新しい技術で掘り起こす手法は、他の分野でもますます有望な手法となるものと考える次第です。

 

● サムスンの折りたたみスマホ「Galaxy Fold」、9月発売に決定–ヒンジや画面を改良

2019/7/26のcnet Japanに表記の記事が掲載されていました。

最初に発売予定だった4月の時点では、以下の記事のように発売前のレビュー時点でディスプレイにトラブルが見つかっていた同機ですが、やっと発売にこぎつけたようですね。

2019/4/18 Gigazineの記事。
『Samsung初の折りたたみスマホ「Galaxy Fold」をゲットしたその日にディスプレイが破損したという報告』

記事の画像を見ると、かなりワクワクさせられるガジェットだと感じました。

● インターフェースの螺旋的進化

上記の記事からは、「技術という「魔法」による石版から文庫本への螺旋的進化(または回帰)」が進んでいることが窺われるかと思います。

折り曲げ可能なスマートフォンについては、サムスン、アップル等多くのメーカーが特許出願していましたが、とうとう製品として形を成したという感がすると共に、

情報や知識を得る手段の書物の役割の一部をネットなどによりスマホが担っている現在、ICT技術やAI・IoTと言った「魔法」の進展によって、

古代の石版→書物→スマホやタブレットという魔法の石版→魔法の文庫本(折畳式スマホ)という螺旋的進化と回帰が起きていると感じます。

(私も、初期の「ザウルス」が発売されたときや、ソニーの「クリエ」を使っていたときに、「これがこの薄さで折りたたみ式だったら広く使えるのに」と感じていたのを覚えていまし、老眼の現在では、その感は更に深いものがあります(苦笑))

同じような流れは、
メガネ→コンタクトやレーシック→スマホ→スマートグラス→手に埋め込み式のインターフェース→脳波などを通じた、視神経を介在しない情報交換手段(魔法による以心伝心)

というような視覚情報によるコミュニケーション手段にも起きている事象かと思います。

情報収取と発信については、音声入力など含めて、既に「『どこでもドア』ならぬどこでも『ドラえもん』」となり、

スマートスピーカーなどを見ると、「ドラえもんが散在する世界」が近づきつつあるとも言えるかと思います。

「進んだ科学は魔法と区別がつかない」という言葉と「温故知新」が今後さらに重なっていく中で、

過去諦めていたニーズを掘り起こして、現在の技術で照らしてみるとことで、新しい商品やサービスの糸口が見つかる、「螺旋的進化の利用」が有望な方法となっているものと考える次第です。

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