金沢工業大学のWatson導入にみる「歴史」からの学び方

● 日経BPより、『国内初の「学生向けWatson」、金沢工業大学でスタート』

最近は、少子化に伴い、大学も学生さんに独自の提供価値をアピールすることがますます重要なこととなっていますね。私も、自分の子どもたちの学生生活を見ると、大学も学生さんへのサービスに色々工夫と苦労をしているなと感じています。

大学のサービスといえば、先日の日経BPに、『国内初の「学生向けWatson」、金沢工業大学でスタート』という記事がありました。具体的には、「理想の自分に似た卒業生が、それぞれの学年で何を目標とし何を学んだか。こうした情報を参考にすることで、学生は自分の目標や将来像をより明確にイメージできるのではないか」という想定のもと、学生が目標とするような卒業生の履修記録を活用するのだそうです。

http://special.nikkeibp.co.jp/atcl/NBO/17/ibm0724/?P=1&tkn=EoPlojXwKfxDBxJV39UA04t2819%2FDYs6g0dMgoymH%2BI%3D

● 「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」

金沢工業大学の今回のAIを利用した新サービス をデータという知的資産の活用の視点で考えてみると、自分たちが持っている学生に関する情報(データ)をどのように活かせば、お客様(学生と保護者)のニーズに応えられるかという自社の知的資産の活用方法を模索するものだと考えられます。

この課題を解決するには「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という考え方が効果的でしょう。
ここでいう「経験」は「自分だけ」の経験であり、まだ結果が出ていない場合があります。あるいは出ていても一つの結果だけですが、「歴史」は「大勢の」かつ「結果が出ている」経験ということが出来ると思います。

ある意味、「歴史」とは「膨大なデータ」という側面を持っています。さらに、「歴史」を学ぶには、「歴史書」や「年表」など「事象=データ」を整理したものが必要ですね。

 

● 自社事例、他者事例を「整理」する

例えば、自社のお客様に関する色々なデータがあるけれども、これをどう使ったら良いか分からないといったことが起こった場合、顧客データの活用をよりスムーズにするには、価値創造ストーリーの作成の中で、自社の経験、取引先や顧客のデータをある目的に沿って「整理」することで、使える「知的資産」に変えることを進めてみることなどが考えられますね。

そうすると、今までバラバラに見えていたお客様のデータと自社の強みの意外な関係などに気づく可能性が出てきます。

もしくは、自社のデータだけでは不足していると思われる場合でも、他社事例や他の業界の事例、業界のレポート、公開されている調査報告書などからデータを補足することができるかもしれません。

(ただし、他社のデータを利用する場合、著作権や個人情報の取り扱いには十分な注意が必要ですね)。

今回と採り上げた金沢工業大では、自分たちのデータ活用にAIを利用していますが、データ活用の手段として必ずしもAIが必要な訳ではありません。

色々なデータを取り扱おうとしたときに、上記のような課題は、AIなどの先端技術が無いと情報の分析・活用も出来ず、解決できないと思いがちですが、お客様への提供価値から逆算して、目的を決めて整理することによって、AIなどがなくとも解決できますね。

あなたの会社(生活・行動・業種、など)でも、自社のデータの活用で悩むことはないでしょうか? そんなときは、ぜひ知的資産経営報告書の作成の一部である価値創造ストーリーの作成によって、目的を持ってデータを整理することを試してみてはいかがでしょうか。

※同様の課題解決には、当社の無料相談でもサポートできます。お問い合わせ・ご質問は、お気軽にどうぞ! → https://chitekishisan.com/wp/contact/

 

この記事がいいなと思ったら、クリックよろしくお願い申し上げます(*^^*)。

中小企業診断士ランキング

★ 「いちいちブログを見に行くのは面倒、自分の関心のある記事だけ読みたい」
とお思いではありませんか?

「知的資産経営で会社を元気に」公式メルマガでは、
このブログのサマリー、今日の名言などを配信しています。

日々の活動から得た、業務効率化や勉強法などメルマガだけの内容もありますので、ぜひご活用下さい!

バックナンバーはこちらから

http://blank-ex.com/bkn64717/chitekis/

メルマガ登録は以下からどうぞ(^o^)!

https://maroon-ex.jp/fx64717/cIBVFx

Follow me!

お問合わせ(メルアド記入版)

※メールで直接回答をご希望の場合は、以下のフォームから、
メッセージ本文に

1.貴社の業種、事業内容(貴社のHPのURLでも結構です)
2.貴社の従業員数(当てはまる番号をご記載下さい)
①~10名
②11~50名
③51名以上
3.ご質問内容

をご記入いただければ、簡単にではありますが、貴社のお役に立てる内容を、【無料で】ご回答いたします。