ロボットの牧師さん登場!AI・IoTと職業を考える
● ドイツのウィッテンベルクにある教会のロボット聖職者
先日、このブログの、「AI・IoT時代でも消えない職業、資格とは?」http://wp.me/p8EI7Z-7f と題した記事の中で、
消えない職業の例として神社の神主さんを挙げたのですが、
私が愛聴しているポッドキャスト「1日5分ビジネス英語」
で、ドイツのプロテスタント教会に、ロボットの牧師さんが
いるとの記事が掲載されました。
http://www.wisdomsq.com/contents/bepod/20170608.html
信者は、ロボットの旨のタッチパネルで女性・男性の声や
お祈りの内容を選択できるそうです。
ロボット牧師の動画
https://youtu.be/JTK68l2BHtE
一般の方たちは肯定的なようですが、
教会内の人々は、機械による祝福では共感できないと話している
とのことでした。
● 機械に求めるもの、人に求めるもの
そういえば、
日本でも、コインロッカーや立体駐車場式のお墓では、
既に自動でお経が流れてくるサービスが付いていますね。
洋の東西を問わず、宗教活動(サービス)だからといって、
人間にやってもらわなくても良いと感じるケースがあるのは
間違いのないところだと感じました。
今後のAIやIoT、ロボットなどの影響を考えるうえで、
マーケティングの視点でいえば、
業界(神社やお寺を業界と呼んでよければ)でカテゴリー分けするのではなく、
お客様のニーズ、それも人的属性だけではなく、TPOで考える必要性と、お客様のニーズ(機械に対する受容性)も変化していくのだということを常に意識しなくてはならないことを改めて感じた次第です。