ダイドードリンコのCMにみる「働き方改革×自社商品×α」で作るビジネスチャンス

●　缶コーヒーを活用した“働き方改革”をＷＥＢでご紹介！

2018/5/25　ダイドードリンコ株式会社は、自社が推進している「カフェインナップ」という、2017年11月より生産性向上を目的に、コーヒーを飲用してからの短時間昼寝を社内で推奨する取組みを紹介するWEBコンテンツの提供開始をリリースしました。
https://www.dydo.co.jp/corporate/news/2018/180525.html
（引用は『』でくくります。　太字と改行は筆者挿入、以下同様）

実際に見てみると、中々分かりやすく、大学の研究等も引用して説得力を高めるなどPR方法としても参考になるかと思いました。

「3分で分かるダイドードリンコ」カフェインナップ編 https://www.dydo.co.jp/corporate/3min/caffeinenap/

●　仮眠の効果

この、「昼の適切な仮眠時間は20～30分ほどであり、コーヒーを飲んでから仮眠をとると、ちょうとカフェインが効果を出す30分位で自然に目が覚めやすくなる」

というのは、「神・時間術」http://amzn.to/2v3YTVd　にも紹介されていたので以前から知って実践していたのですが、

コーヒー事業者が働き方改革に合わせて推奨しているという点が、タイミング（時期）を上手く捉えていると感心させられた次第です。

●　働き方改革などの社会の流れ×自社商品×αで新しい市場、ビジネスチャンスを見つける

上記のダイドードリンコのPRは、例えば「コーヒーのカフェインで、眠気を防いで生産性を上げよう」という「働き方改革（生産性向上）×自社製品（コーヒー）」という形も取り得たかと思いますが、そこに「仮眠」という一要素を加えることで、更に説得性を上げることが出来た例かと思います。

働き方改革だけでなく、少子高齢化対応、環境問題対応など、色々な社会課題に乗っかる形で自社商品・サービスを市場にＰＲする際に、今回の「仮眠」のような別の要素を組み合わせることで、新しい付加価値を生むことは、顧客への提供価値を高める手段として有効なことを改めて感じた次第です。

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