ウィズコロナにおけるリアルの場でのAI・デジタルの活用のヒント

ドローン 農業

【今日のポイント】

ウィズコロナの段階に入ってリアルの活動もかなり再開が進んでいますね。

この時期は、リアルならではの課題をコロナ前のものも含めて棚卸しし、現在のAI・デジタルなどの対応策の利用を検討するには良い機会となるのではないかと考える次第です。

【目次】

1.ウィズコロナでの、リアルの活動の再開

2.リアルの場でのAI・デジタルの活用

3.リアルならではの課題をコロナ前の課題も含めて棚卸しして明確化する

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1.ウィズコロナでの、リアルの活動の再開

新型コロナは、未だ終息したわけではありませんが、その中でも着実に経済活動は再開され、観光含めてリアルな活動も再開が始まっていますね。

私の周りでも士業などのイベントは、オンラインとリアル併用が普通となっており、今後もリアルならではの活動が、マーケティングなどは新型コロナ以前と同様にオンラインも活用しつつ、進められるものと考える次第です。

 

2.リアルの場でのAI・デジタルの活用

上記のように、リアルの活動が活性化する中でも、やはりデジタルやAIが果たす役割も大きくなってきていると以下の記事などからも感じる次第です。

スマート農業による アグリビジネスへの挑戦 プレナス 大分宇佐ファーム 誕生
3カ所目生産地 大分・宇佐市に拡大

2023/3/17に、株式会社プレナスhttps://www.plenus.co.jp/)は、表記のプレスリリースを公表しました。

https://www.plenus.co.jp/files/optionallink/0002373.pdf

(引用は『』でくくります。太字と改行は筆者挿入。以下同様。)

『圃場に設置した水位センサーの情報を基に水量調節を遠隔操作で きるIoTシステムや、ドローンによる空撮画像をAIが診断して生育状況を可視化。

これにより各圃場に赴いて 行う水量調節作業の削減や、必要な箇所に適切な量の肥料をドローンで効率的に散布することが可能に なります。

また、自動操縦システムを搭載したトラクターの導入や稲の収穫を終えた後に他の作物を生産す るなど、更に生産性の高いアグリビジネスの確立を目指します。』

⇒スマート農業の実施の場を用意・提供する点に、AIIoTの社会実装を展開するためのインフラも各産業分野で進みつつあると感じた次第です。

 

有野実苑オートキャンプ場がChatGPTでキャンプの質問を答えてくれる公式LINE「キャンプの達人」をリリース

2023/3/16に、有野実苑オートキャンプ場を運営する有野実産業株式会社https://arinomi.co.jp/)は、表記のプレスリリースを公表しましたPRTIMES_JPより)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000091349.html

(引用は『』でくくります。太字と改行は筆者挿入。以下同様。)

『『キャンプの達人』(https://lin.ee/Uvoi7aX )は、外で活動するアウトドアユーザーにとってパソコンに適したUIで利用ハードルが高かったChatGPTを、LINEのアプリ上にて簡単に利用できるサービスとして、2023316日(木)にリリースいたしました。

このLINEのアプリは、202332日(木)に公開されたOpenAI社のChatGPTAPIを活用したサービスとなります。』

⇒何かと話題を集めているChatGPTですが、このような「知識の検索エンジン」のプラットフォーム化が、LINEのような出口側(UI)のプラットフォームとの連携で進みつつある様子が窺えると感じる次第です。

 

AIIoTを活用し、店舗内のあらゆる待ちを解消へ。東京ミッドタウン八重洲に混雑抑制プラットフォーム「VACAN」提供開始
~予期しない混雑による「ムダ待ち」を防ぐ~

2023/3/15に、株式会社バカンhttps://corp.vacan.com/)は表記のプレスリリースを公表しましたPRTIMES_JPより)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000289.000018933.html

(引用は『』でくくります。太字と改行は筆者挿入。以下同様。)

『今回、飲食店の混雑を施設内のデジタルサイネージ(電子看板)やウェブサイトへの配信機能や、待ち順管理を可能とするデジタル整理券機能などを提供します。

これらのサービスを活用することで、店内の混雑検知・可視化から抑制、管理までを一気通貫で実現します。』

空き情報の把握方法に加えて、その情報の活用方法も併せて発達し、提供されていく様子が窺えると感じます。

 

3.リアルならではの課題をコロナ前の課題も含めて棚卸しして明確化する

上記のように、エンターテイメント、農業、商店など、多くの分野でリアルの活動が活性化しつつありますね。

その際に対応すべき課題は、企業によっても異なりますが、

新型コロナ以前から変わらずにあるものより明確に、あるいは解決が急がれるようになったもの新型コロナで新しく生じたものなどが、混在している状態にあることは共通しているかと思います。

一方で、解決策に利用できるAI、オンライン、デジタルなど技術やサービスも、進化・多様化してきていますので、

新年度が始まり、もうすぐGWを迎える前の今の時期は、この3年間、新型コロナのために対応を諦めていたり保留していた課題を含めて、

自社のリアル活動における課題を棚卸しし、他の業界も含めて世の中のAI・デジタルなどの技術・サービスが利用できないかを考える良い機会となるのではないかと、検討をお勧めする次第です。

 

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます(^^)!

 

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