敬老の日に考える高齢化社会の前向きな捉え方とその準備
● 2018/9/17は敬老の日
今年は、9月17日が敬老の日となりますね。
2002年までは毎年9月15日を敬老の日でしたが、2003年からは3連休となるように9月の第3月曜日となっています。
ウィキペディアによれば、
敬老の日の起源は、戦後に開催された兵庫県多可郡野間谷村の敬老会や養老の滝伝説、さらには聖徳太子が四天王寺に悲田院を建立した日が593年9月15日であるとして、敬老の日をこれに由緒づける主張するなど複数の説があるようですが、
他国でも東アジアで伝統的に祝われてきた五節句のひとつである9月9日(旧暦/陽暦)の重陽には、長寿を願って菊の花を浮かべたお酒を飲むなどの慣習があり、主旨が類似しているとのこと。
米国でも9月の第一月曜日の次の日曜日を「祖父母の日」、国際連合では、10月1日を「国際高齢者デー」と定めていますが、これらは1978年、1990年と比較的最近のようですね。
● 元気な高齢者となるには?
私も50代後半に入って、健康の重要性をヒシヒシと感じる様になりましたが、長寿化が進む中で、いわゆる「健康寿命」を延ばし、介護などが必要になる期間をいかに短くするかが、個人レベルでも国家レベルでも大変重要になってきていることはご案内のとおりです。
「ライフシフト(100年時代の人生戦略)と知的資産」
https://wp.me/p9D2bS-9m
で、同書が
従来のライフサイクル(教育を受け、仕事につき、引退する)から、生涯を通じて「変身」を遂げる必要があり、そのために人的ネットワークや安定した経済的基盤の構築とそれらを実現するスキル・リテラシーが必要と述べていることを紹介し、
そのベースとなる「心身の健康」について、
「「神・時間術」3ヶ月間実践の成果とは?」
https://wp.me/p9D2bS-eq
で
「神・時間術」(樺沢紫苑著)http://amzn.to/2v3YTVd
と、その内容を私が3ヶ月間実践した効果についてお伝えしましたが、
今後100年時代を見据えたライフデザイン、キャリアデザインは環境に合わせて自分も柔軟に変わることが必要であり、そのためにも心身の健康を維持することが、今後ますます重要になってきていると実感しています。
● 元気に年をとるため行うべきことを、知的資産への投資と捉える
個人レベルだけでなく、企業レベルで言えば、
「働き方改革による人件費の増加を知的資産への投資と考える」
https://wp.me/p9D2bS-3Y
でもお伝えした、
ITの導入などによる生産性向上を、知的資産の「人的資産」への投資と考えることと合わせて、社員が年をとっても元気に働けるような仕組みづくりも、社員の知見の活用、モチベーションの向上などの視点から人的資産への投資、またそのような仕組みという構造資産を持つことによる他社との差別化という視点で、働き方改革の中に、高齢者の活用を位置づけることも必要になってくるかと思います。
もちろん、
「健康経営と働き方改革は知的資産経営とどうつながるのか?」
https://wp.me/p9D2bS-4Q
でもお話したように、健康経営®という視点、制度の活用も重要ですね。
※>「健康経営®」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。
そして、
「「ミールキット」ビジネスにみる、健康志向と自己管理ニーズ」
https://wp.me/p9D2bS-pR
でお伝えしたように、このような働き方改革についてお客様も自社と同様に持っているニーズを捉え、自社のお客様に対する価値創造ストーリーを描くことは、今後の事業機会を見つけるうえでも有効と考える次第です。
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