マインドフルネス の記事にみる、個人の感情デザインというサービス開発の切り口
【今日のポイント】
マインドフルネスやアンガーマネジメントなど、心の健康と集中力を高める方法に注目が集まっています。
個人や自社での利用に加えて、自社の商品と結び付けられれば、時流に乗った商品展開も可能になるものと検討をお勧めする次第です。
2019/9/30の1日5分ビジネス英語に表記のトピックスが掲載されていました。
ハーバード大学の不安に関する研究やマインドフルネスに関する脳科学的な知見を採り上げたもの。
グーグルが取り入れていることなどから、「マインドフルネス」はかなり認知度が上がっているかと思いますが、
健康経営®やメンタルヘルスの観点から、注目が高まっていると感じています。
※>「健康経営®」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。
●メンタル面での学習ビジネス、継続的な実施支援サービスの拡大
今回の記事も含めて、最近のニュースなどからは、「マインドフルネス やアンガーマネジメントなどの学習ビジネス、継続的な実施支援サービスの拡大」が進むことが予想できます。
私は、『脳疲労が消える最高の休息法【音声ダウンロード付き】――[脳科学×瞑想]聞くだけマインドフルネス入門 Kindle版』
をしばらく前から使っていますが、この様な音声学習付きなどの教材やスマートフォンアプリが現在数多く出ています。
音声学習は、英会話同様に通勤中や休み時間なども有効活用できること、特にマインドフルネス などのメンタルヘルス系では目を休ませる事が有効な方法となる点でも、更に活用が広がるかと思います。
また、YouTubeなど動画を使った学習教材もすでにでて来ています。
https://m.youtube.com/watch?v=dhFNmL8iB-w
今後は、マインドフルネス等の方法をただ教えるだけでなく、日常的に継続できるように支援するサービス、例えば脈や今後は、スマートウォッチなどを通じて、呼吸数をモニタリングしてアラートやアドバイスをスマホ等に送るサービスも増えてくるかと思います。
先日の『ソニーのREON POCKETにみる「個人の感覚のデザインから感情のデザイン」への流れ』
でもコメントしました様に、
個人の五感のデザインから始まって、個人の感情のデザインまで進み、そこに健康経営など企業や行政のニーズも加わって、マインドフルネス やアンガーマネジメントなどのメンタルヘルス系の学習、実践をサポートするサービスが数多く提供されて来るものと考える次第です。
● マーケティング手法などの個人の感情デザインへの適用
上記のサポートビジネスに於いては、マーケティングに取り入れられている行動心理学などの知見もまた活用されていくことは確かなところかと思います。
健康経営、生産性向上などは業界を超えて普遍的な課題となってきていますので、
自社商品を、マインドフルネスの様な顧客の感性や感情のデザインやコントロール(癒やし、集中力アップ、モチベーションアップなど)という、今までとは異なる使い方の視点から提供できる価値と、どんなお客様(あるいは使い方)がその価値を必要とするかを見直してみることは、時流に乗った商品・サービスを展開する上で有効な方法の一つとお勧めする次第です。
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