職場のメンタルヘルス問題にみる、コミュニケーションと体調のマネジメントの融合

Natasha SpenserによるPixabayからの画像

【今日のポイント】

職場のメンタルヘルスは、コンプライアンスと生産性向上の両面で重要な課題となっています。

その大きな要因であるコミュニケーションの活性化と体調管理をデジタルツールも活用して統合することで、更に生産性向上と社員の士気向上が図れるものと考える次第です。

 

職場のメンタルヘルス

2019/10/7の1日5分ビジネス英語に表記のトピックスが掲載されていました。

職場のメンタルヘルス Mental Health in the Workplace

(引用は『』でくくります。太字と改行は筆者挿入。以下同様。)

「ヘルス・ポバティー・アクション」とは1984年に健康の専門家グループにより設立された国際機関である。精神病は世界中で三億人に影響を与えている国際問題であると報告している。

世界保健機関は、社内環境が良くないことで、メンタルヘルスの問題が起きると考えている。生産性の低下は全業界に影響を与え、世界経済に年間一兆米ドルの損失を与える可能性がある。

企業のトップたちは、従業員に悪い影響を与える、業務に関連する諸要素に注意を払う必要がある。

コミュニケーション不足はそのリストのトップにあるものだろう。社内環境によるメンタルヘルスに関連するその他の要素としては、融通の聞かない就業時間、意思決定に限られた形でしか参加できないこと、また人員不足などが含まれる。』

健康経営や働き方改革は日本だけでなく、世界的な課題となっていることが窺えます。

また、各国や企業ごとの事情は異なるにせよ、この分野でのビジネスはグローバルな市場につながる可能性も見えるかと思います。

 

「コミュニケーションマネジメントと体調管理の融合が進む社会」

今回の記事や昨今のニュース、書籍からは、「コミュニケーションマネジメントと体調管理の融合が進む社会」が見えてきているかと感じます。

樺沢氏の『神・時間術』『インプット大全』などでも、メンタルヘルスと身体のコンディション、知的な作業の生産性の間には深い関係があることや、身体のコンディション(睡眠、運動など)を整えることは、メンタルヘルスや集中力向上に効果があることが謳われていますが、

メンタルヘルスの基礎は身体のコンディションを整える事という視点から、そのための生活習慣として睡眠と運動が重視されてきているのは、最近のスリープテック関連の記事からも窺えるところかと思います。

 

93日は睡眠の日!あなたのオフィスでも気軽に質の高いお昼寝を!「ネスカフェ 睡眠カフェ×ゼロジム 出張眠らせ隊」出動 「コーヒー」×「昼寝」×「運動」で大井町の企業の生産性向上をサポート』

2019/8/9 ネスカフェ(ネスレ)のリリース。

 

『眠りは「技術」だ! 大企業が次々導入睡眠改善の極意』

2019/6/10 ワールドビジネスサテライト

 

パナソニックは30年越し…“睡眠テック市場で抜け出すのは誰か』

2019/7/8 ニュースイッチの解説記事。

一方で、コミュニケーションの活性化による人間関係の改善も重視されており、日立のウェアラブルデバイスによる職場の活性化の可視化など、この方面でもAI・IoTの活用が始まっています。

『組織活性化(ウェアラブルセンサ活用):組織マネジメントの最適化』

上記の様に健康管理でのウェアラブルデバイス、スマホアプリなどの活用は広がっており、そこにコミュニケーションの状態もモニタリングして、メンタルヘルスや生産性向上を図る、健康経営の視点からのマネジメントツールの開発と普及が進むものと考える次第です。

そして、職場のコミュニケーションと体調管理を知的資産経営のSWOT分析に組み込むことで自社の強みと弱みのより正確な把握が可能になり、上記のようなマネジメントツールとの連携を価値創造ストーリーの中で検討することで、新しい商品市場への展開も視野に入ってくるものと考える次第です。

 

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