VRによる世界遺産ツアーに考える「リアルの定義の広がりと編集の課題」

VR ツーリズム

【今日のポイント】

VRで世界遺産を訪問するというサービスが既に始まっています。

VRなどXRの技術が進歩し、適用先が広がるにつれて、機器やデータのやり取りだけでなく、コンテンツの編集やデータの選択に関するルール作りも進むことが予想できるかと思います。

● VRで世界遺産を訪問

2019/11/20の1日5分ビジネス英語に表記のトピックスが掲載されていました。

VRで世界遺産を訪問 Visit world heritage sites in VR

(引用は『』でくくります。 太字と改行は筆者挿入、以下同様)

バーチャルリアリティが観光産業に参入した。オープン・ヘリテージ・プロジェクトは、世界中の26の遺産の現実的な3次元表現を投稿している。

同プロジェクトは、グーグルとカリフォルニア州に拠点を置く非営利団体CyArkとの共同制作である。CyArk最高経営責任者のジョン・リステフスキー氏によると、彼らは過去15年間、デジタル写真、空中ドローン、LIDARとして知られる3Dレーザースキャン技術を使用して、これらの場所をマッピングしている。』

もとは、世界的な遺産をデジタルアーカイブ化して保存するために実施されているプロジェクトの成果を観光産業にも利用しようというもの。

以前、『葬儀ビジネスフェアにみる「必ず通過するイベントという市場機会」』https://wp.me/p9D2bS-A3
で、「VRで自宅にいながら霊園見学(無料)~東京・神奈川の100以上の霊園を比較検討!いいお墓相談サロンでも体験可能~」と、VRを利用した霊園の仮想見学のサービスを提供する株式会社 鎌倉新書の事例をご紹介しましたが、

VRの適用先もますます広がっていることを改めて感じた次第です。

「リアルの定義」と「情報の編集の影響」の

今回の記事からは、「リアルの定義が広がる」事と、「情報の編集の影響が拡大する」事が予想できるかと思います。

実際にその場に行く以上に多くの情報を得られる場合も出てきていることは、ツーリズムやスポーツ観戦、望遠鏡から得られるデータ分析やシミュレーションの利用などにも見られるところかと思います。

一方で、やはりそこに行って実物を採集して来なくては分からないことが数多くある事も、以下の記事などから窺えます。

『地球誕生と生命の起源の謎に迫る 惑星探査の最前線』立教大学

物事の本質に迫る、「リアル」とその伝え方、残し方などの面で「リアル」とは何かと言う事を考えさせられますね。

現在、VR機器の規格については、以下の記事の様に色々な動きがあるようですが、

VR機器の規格統一進む HTCが「VirtualLink」に参画』
2018/11/5 Think ITの記事。

Google、スマートフォン向けVRDaydream」規格を終了へ』
2019/10/16 Game parkの記事。

VRやARなどのXRも情報を加工・編集してコンテンツが作られるわけなので、

XRの技術が進歩し、以下の記事の様に視覚以外の五感にまで広がって実際の風景などとの区別がつかなくなってくると、

その編集技術、編集時の恣意性などが利用者の判断に大きな影響を与えるようになり、情報の追加や削除などの編集過程や編集方針などについても明示するなどのルール化が必要になってくるのではないか、そこにデータベースやコンテンツの著作権などの知財権も含めて議論が進められるのではないかと考える次第です。

『かつてないほどリアルな触覚を生み出す触覚伝達技術「HAPTIVITYR」』

『第1回 触感を電子技術で自在に創り出す時代が到来した』

 

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