VRによる世界遺産ツアーに考える「リアルの定義の広がりと編集の課題」

【今日のポイント】

VRで世界遺産を訪問するというサービスが既に始まっています。

VRなどXRの技術が進歩し、適用先が広がるにつれて、機器やデータのやり取りだけでなく、コンテンツの編集やデータの選択に関するルール作りも進むことが予想できるかと思います。

 

● VRで世界遺産を訪問

2019/11/20の1日5分ビジネス英語に表記のトピックスが掲載されていました。

もとは、世界的な遺産をデジタルアーカイブ化して保存するために実施されているプロジェクトの成果を観光産業にも利用しようというもの。

以前、『葬儀ビジネスフェアにみる「必ず通過するイベントという市場機会」』
で、「VRで自宅にいながら霊園見学(無料)~東京・神奈川の100以上の霊園を比較検討!いいお墓相談サロンでも体験可能~」と、VRを利用した霊園の仮想見学のサービスを提供する株式会社 鎌倉新書の事例をご紹介しましたが、

VRの適用先もますます広がっていることを改めて感じた次第です。

 

「リアルの定義」と「情報の編集の影響」の

今回の記事からは、「リアルの定義が広がる」事と、「情報の編集の影響が拡大する」事が予想できるかと思います。

実際にその場に行く以上に多くの情報を得られる場合も出てきていることは、ツーリズムやスポーツ観戦、望遠鏡から得られるデータ分析やシミュレーションの利用などにも見られるところかと思います。

一方で、やはりそこに行って実物を採集して来なくては分からないことが数多くある事も、以下の記事などから窺えます。

『地球誕生と生命の起源の謎に迫る 惑星探査の最前線』立教大学

物事の本質に迫る、「リアル」とその伝え方、残し方などの面で「リアル」とは何かと言う事を考えさせられますね。

現在、VR機器の規格については、色々な動きがあるようですが、

VRやARなどのXRも情報を加工・編集してコンテンツが作られるわけなので、

XRの技術が進歩し、以下の記事の様に視覚以外の五感にまで広がって実際の風景などとの区別がつかなくなってくると、

その編集技術、編集時の恣意性などが利用者の判断に大きな影響を与えるようになり、情報の追加や削除などの編集過程や編集方針などについても明示するなどのルール化が必要になってくるのではないか、そこにデータベースやコンテンツの著作権などの知財権も含めて議論が進められるのではないかと考える次第です。

『かつてないほどリアルな触覚を生み出す触覚伝達技術「HAPTIVITYR」』

京セラ株式会社のサイトより。

 

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