2023年のご挨拶とご健康を祈念して
【今日のポイント】
新年明けましておめでとうございます!
皆様のご健康を祈念して、睡眠や食事などが、健康経営の文脈の中でどのように取り組まれているか、いくつかお話したいと思います。
ご家族や自社の関係者の方も含めて、何かのご参考になれば幸いに存じます。
※>「健康経営®」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。
https://kenkokeiei.co.jp/kenkokeiei_executiveoffice_info/
【目次】
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ご質問には、本ブログからお答えさせて頂きますので、よろしくお願い申し上げます。
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本ブログトピックスでは、主に睡眠(スリープテック)を中心に、企業の健康への取り組みをご紹介してきましたが、
食事や運動についても、以前から企業では社員の健康維持のために取り組まれているのは、多くのニュースの事例や、ご自分の企業の取り組みなどでも目にされているところかと思います。
● 【健康経営】健康維持と生産性向上の為の食事の提供を開始
-健康を維持するセルフケア食 NARO StyleⓇ PLUSを提供-
2022/12/22に、株式会社フローウィング( https://flow-net.jp/ )は表記のプレスリリースを公表しました(PRTIMES_JPより)。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000076928.html
(引用は『』でくくります。太字と改行は筆者挿入。以下同様。)
『SIP2(戦略的イノベーションプログラム)にて国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(本部:茨城県つくば市以下「農研機構」という)と開発した健康維持の為の食事(NARO Style PLUS)を社会実装として当社が持つ流通プラットホームを用い、株式会社島津製作所(本社:京都府京都市)に健康経営の一環として、いつでも利用可能な冷凍食品にして提供する。』
※>「NARO Style」は国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構の登録商標です。
⇒ブログトピックスでも、『超高級ベッドとテレワークにみる、個人のパフォーマンスの可視化と知的資産活用の促進の可能性』https://wp.me/p9D2bS-1tt など、何回か睡眠と健康経営の関係について取り上げてきましたが、
睡眠や運動と並んで、健康に欠かせない食事にも組織的に取り組むための支援サービスも今後進化していくことが窺えると感じた次第です。
身体の健康と並んで、メンタルヘルスも重要であることは、既に広く認識されているところですが、
上記の睡眠など、身体のコンディションとの関係、自己成長やキャリアデザインなどへの支援、自社のパーパス(存在意義)・ビジョンや目的と個人の目的・価値観の整合性などが、メンタルヘルスに及ぼす影響は大きく、その方向からの対応の重要性も増していると改めて感じる次第です。
昨年12月29日のブログトピックス『業務の標準化と、事業環境変化への対応の両立のヒント』 https://wp.me/p9D2bS-2gc でご紹介した、
戸建住宅を中心とした住宅プラットフォーム事業を展開する株式会社アールプランナー( https://www.arrplanner.co.jp/ )による、人事DXを推進し従業員のスキル可視化による(リスキリングへの活用も視野に入れた)生産性向上の取り組み (2022/12/12の同社のプレスリリース。 https://www.arrplanner.co.jp/news/news_details/20221212-4655/ )や、
本ブログトピックスの『社会人教育と時給把握にみる、知的資産の強化の方向性』 https://wp.me/p9D2bS-2fh でも取り上げた、リスキリングやリカレント教育などの社会人の学び直しに関する取り組みを効果的に進めるうえでは、
従業員のスキルの可視化に加えて、自社のビジョンや将来像から逆算して、企業や個人が今後必要とするスキルを時間軸などに沿って明確化して提示することも重要課題と感じる次第です。
また、メンタルヘルスに欠かせない、コミュニケーションの確保・改善についても、新型コロナ下でのテレワークの普及などにより、大きな変化を受けていますが、
メタバースなどの仮想現実の技術とサービス化が進むに連れて、
リアルと仮想現実の使い分けや複合利用のニーズと実現手段の双方が進んでいることが、昨今のニュース記事などからも窺えるかと思います。
職場についてもリアルオフィスとネット双方における、コミュニケーションの活性化に加えて、
本ブログトピックス『人的資産への環境面(オフィス環境など)からの対応について』 https://wp.me/p9D2bS-2fZ でご紹介した、ディップ株式会社のリアルオフィス緑化の取り組みや、メタバースの様な仮想現実オフィスのグリーン化など、ネットとリアルの双方で職場環境の整備が進み、
更にその先では、都市計画においても職住接近などに加えて、ネットとリアルの併用を前提とした環境整備が展開されていくものと考える次第です。
なお、企業のビジョンと、個人の働きがいの結びつけ方については、以下のブログトピックスもご参考になれば幸いに存じます。
『「ビジョンや存在意義」と「働きがい」をどう繋げるのか?』 https://wp.me/p9D2bS-2f3
上記のように、体と心の双方について、個人、組織とも健康維持について取り組んで来ていますが、
人の健康は、多くの要因の影響を受け、さらにその要因も人によっても、また時間やライフステージによっても変わっていくたため、
組織的・体系的に取り組むことは、企業規模を問わず、なかなか大変かと思います。
このようなときの対応について、以下のようなマーケティングなど、大きな潮流と個々の人の双方に注目して対応を進めている先行的な分野の事例は、健康経営においても参考になるかと思います。
● NEC、AI活用により消費者の興味や関心などをオープンなデータから推定できる「消費者属性拡張」技術を開発
~顧客の未知な特性を推定し効果的なマーケティングに貢献~
2022/12/15に、日本電気株式会社(NEC、https://jpn.nec.com/ )は表記のプレスリリースを公表しました。
https://jpn.nec.com/press/202212/20221215_01.html
(引用は『』でくくります。太字と改行は筆者挿入。以下同様。)
『今回開発した技術は、様々な分野での消費者の一般的な行動傾向の知識を、Web上のオープンな文書データや他社データなどから学習します。その上で、自社顧客のデモグラフィック情報(注3)やサイコグラフィック情報(注4)をこの行動傾向モデルに当てはめて「顧客に似た人」の特性を観測することにより、顧客の多様な特性を推定します。
(注3) 年齢、性別、居住地などの情報
(注4) 趣味嗜好やライフタイルなどの情報』
⇒オープンデータも活用するAI分析は、マーケティングに限らず、今後存在感を増すものと感じる次第です。
なお、公開情報の活用については、以下のブログトピックスもご参考になれば幸いに存じます。
『スマート農業にみる、キーワードによる現状分析と未来予測の組み合わせ』
https://wp.me/p9D2bS-29S
『社内外の「未利用資源」の探し方と活用』
https://wp.me/p9D2bS-29s
今回のトピックスが、企業にとって最も重要な「人(人的資産)」の心身の健康を維持・改善するために、情報源やその分析方法などの「仕組み(構造資産)」の改革も経営課題として対応し、
さらに、自社内だけでなく顧客や取引先、地域などの関係者(関係資産)も含めて健康に寄与するうえで、何かのご参考になれば大変幸いに存じます。
改めて、旧年中のご高配に感謝するとともに、本年も何卒よろしくお願い申し上げます!
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