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軽薄短小 小型化

【今日のポイント】

あのスペースXが進めている小型の通信衛星の大量打ち上げプロジェクト。
宇宙空間での「軽薄短小化」が進んでいます。

AI・IoT時代に、自社商品・サービスの軽薄短小化を考えることで、新しい提供価値がを見つけられる可能性が高まります。

 

● SpaceX vs OneWeb

2019/03/22の1日5分ビジネス英語に表記のトピックスが掲載されていました。

(引用は『』でくくります。 太字と改行は筆者挿入、以下同様)

『電気通信の未来は、宇宙に多数の人工衛星を配置することである。

そのアイデアは、より良い技術で多くの小型衛星を打ち上げることだ。

これにより、通信は向上する。そしてより速いインターネットネットも提供できると考えられる。

現在、2社がこれを実現しようとしている。この2社とは、SpaceXとOneWebだ。

これらの会社はこの分野のライバルだ。SpaceXは、7,518個の衛星を宇宙に配置したいと考えている。一方OneWebは、低コストで多くの衛星を宇宙に配置したいと考えている。』

と、従来の大型の通信衛星にかえて、小型の通信衛星を大量にあげるプロジェクトが、LEO(低軌道)衛星コンステレーションを用いた衛星通信を行う予定の衛星通信会社であるOneWebやあのイーロン・マスクさんのSpaceXによって進められていることを報じています。

● 宇宙空間で進む「軽薄短小化」

上記のトピックス以外でも、1日5分ビジネス英語で今まで取り上げられてきた

2018/12/21 「世界を変えるプロジェクトルーン」
2018/8/22 「ソーラーパワードローンが記録を樹立」
などから、主に通信インフラの分野で宇宙や大気圏上層部における「軽薄短小化」が進んでいることが窺えるかと思います。

また、2018/1/17の1日5分ビジネス英語「宇宙ゴミを取得する新しい衛星」で紹介されていた、サリー・サテライト・テクノロジー社や、

私のブログ 「「宇宙ゴミの掃除ベンチャー」にみる「プレーヤーと受益者のギャップ」という市場機会を見つける方法」

でご紹介した、日本のベンチャー「Astroscale」のように、スペースデブリ(宇宙ゴミ)に取り組んでいる企業と、今回のように通信インフラを打ち上げる企業の双方をの双方が相まって、上記の軽薄短小化の傾向を後押ししていると感じる次第です。

Astrscale社サイト

● 要素部品の小型化とクラウド化によるデバイスの処理負荷の低減

上記のような「軽薄短小化」は宇宙空間に限らず、AI・IoT時代の現在、あらゆる分野で目にすることかと思います。

センサーの小型化、省電力化がIoTの普及拡大に繋がり、

Siriのようなクラウドでの情報処理とコミュニケーション機能の進化がスマートフォンから更にスマートウォッチなどへインターフェースの小型化につながるなど、

今後も軽薄短小化は更に進むものと考えられます。

● 自社商品、サービスを軽薄短小化したらどうなるかを考える

上記のように、軽薄短小化の技術、サービスはかなり進んで来ています。

その中で、自社の商品・サービスを軽薄短小化の視点で見直してみると、

例えば、機能のシンプル化や小型化でB2BからB2Cへの市場拡大

顧客先に設置し、常時接続することによる、顧客接点の強化

サービスや商品の機能を分割することによる同じの顧客の中の複数の部門にサービス内容を分割して提供する

など、現在の自社のリソースや知的資産を活用する道が広がる可能性が出てきます。

自社商品・サービス×軽薄短小化という視点も、新規ビジネスや商品開発の有望な切り口になるものと考える次第です。

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