「人生うまくいく人の感情リセット術」を読んで
●人生うまくいく人の感情リセット術 (知的生きかた文庫) 文庫 – 2018/12/22樺沢 紫苑 (著)
先日上記の書籍を入手しました。
私も入塾している、樺沢塾の主催者で精神科医の樺沢紫苑さんの最新刊です。
出版記念講演会に動画参加したので発売前に入手できたものです(^_^)。
文庫本なので通勤途中でも読み易く、また、「アウトプット大全」と同じ様に図表も豊富で大変わかり易く、自分の感情とうまく付き合う方法を解説しています。
最近、仕事が立て込んでいてストレスを感じていたこともあり、貴重な学びを得ることができました。
●自分の気付き、TODO
本書の6章中計29の節にそれぞれ複数のアドバイスが入っていますが、私にとって、目からウロコかつ今日から使ってみたものをいくつかご紹介します。
1.苦しい時は、その困難をやり遂げた自分をイメージする
嫌なことやトラブルに出会った時に、それを乗り越えたシーンを想像する事が、脳のドーパミンを出して、ストレスを解消させるというもの。
確かに、現在それなりに暮らしているということは、受験など過去の困難やトラブルをなんとか乗り切っている証ですので、今の困難も乗り切った自分を出すイメージする事は出来そうですね。
2.目標を細かく区切ると自主性も出てドーパミンが分泌される
問題解決において、ブレークダウンは基本ですが、精神面でも好影響があるのは心強いですね!
他の人を励ます時にも使えるかと思います。
3.笑顔を作るとセロトニン、ドーパミン、エンドルフィンが出てストレス解消
「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなる」とは以前から聞いていましたが、脳科学的にも実証されているとのこと。
確かに朝、仕事場に向かう時も、楽しい音楽など聞きながら、口角を上げるだけで気持ちが変わります。
鏡や窓ガラスの前で笑顔の練習をすれば、一石二鳥ですね。
● ビフォア、アフター
本書にも記載されていますが、ストレスへの対処法を「知る」だけで、実際に実行しなくても、かなりのストレス低減効果があります。
私も最近の仕事でのストレスについて、こうすれば良いと知っただけで気持ちが楽になりました。
● こんな人にお薦め
本書は、当然ながら、現在ストレスを抱えている人に役に立つだけでなく、カウンセラーの様な役目を果たす必要がある方、身近にストレスを抱えている人がいる方にも役に立つかと思います。
文庫本で気軽に読めて、手元に置いておくのにも便利なので、心の常備薬としてお手元においてはいかがでしょうか(*^_^*)?