ジェームズ・ボンドが電気自動車に乗る時代にみる変わる価値観と変わらぬ感性の両立を技術が支える未来
【今日のポイント】
ジェームズ・ボンドが電気自動車に乗る時代。ですが、非常にパワフルで
最新のメカニックを搭載しています。
社会課題によって変わる価値観と感性・美意識の両立を科学技術が支える社会を、期待も込めて予想する次第です。
2019/3/16の時事ドットコムニュースに表記の記事が掲載されていました。
(引用は『』でくくります。 太字と改行は筆者挿入、以下同様)
英国の高級車アストンマーチンの車両を使うとのこと。とうとう、ジェームズ・ボンドもEVに乗る時代になったのかと感慨深く感じました。
● 変わる価値観と変わらぬ感性の両立を技術が支える未来
今回の記事からは、「変わる価値観と変わらぬ感性の両立を技術が支える未来」が(期待も交えて)窺われるかと思います。
今回ジェームズ・ボンドがEVに乗るのは、監督が環境保護活動に熱心だからと記載している記事もいくつか目にしました。
『「007」最新のボンドカーは、アストンマーティン最新の電気自動車「ラピードE」に』
同記事では、ジェームズ・ボンドの男らしさのイメージを損なわない、パワフルで最新のメカニックを装備していることも掲載していました。
アストン・マーティンのRapid Eのサイトはこちら
非常にスタイリッシュな車です。
環境問題やスマートシティなどの進展により、再生可能エネルギーやEVを利用しようというように社会の価値観が変化する中で、
「車は格好良い方が良い」、
「ジェームズ・ボンドはクールガイであって欲しい」
といった変わらない感性との両立を、今回のアストンの新モデルは、「パワフルでハイテクなEV」という技術で実現したとも言えるかと思います。
上記のように、少子高齢化等含めて社会課題によって代わっていく価値観と、人々の変わらぬ感性の双方を科学技術が支えて行くことを、
今回の記事や、先日の『ノートルダム大聖堂の大火災にみる文化財保護の資金調達へのデジタル化やブロックチェーンによる貢献』でお伝えした、デジタルアーカイブへの取り組みなどから期待も込めて予想しています。
なお、この社会課題を通じて変わっていく価値観と感性については、
堺屋太一氏の著書『知価革命―工業社会が終わる 知価社会が始まる (PHP文庫) 文庫』
で堺屋氏のいう、「やさしい情知」(豊富なものを沢山使うことを格好よいと感じる美意識と不足なものを節約するのは正しいことだと信じる倫理観)に通じるものがあると考える次第です。
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