「勤労感謝の日」に思う「継続する感謝の機会」の大切さ
11月23日は「勤労感謝の日」。
「国民の祝日に関する法律(祝日法)」第2条によれば、
『勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう。』日と制定されています。
(引用は『』でくくります。 太字と改行は筆者挿入、以下同様)
ウィキペディアによれば、
『休日としての歴史は1873年公布の年中祭日祝日ノ休暇日ヲ定ム(明治6年太政官布告第344号)から続いている。 』
と、固定された祝日では最も長い歴史を持つようです。
また、
『収穫物に感謝する大事な行事として飛鳥時代の皇極天皇の時代に始まった新嘗祭(にいなめさい、しんじょうさい)の日が第二次世界大戦後のGHQの占領政策によって天皇行事・国事行為から切り離される形で改められたものが「勤労感謝の日」である。』
と天皇行事の新嘗祭に起源を持つとのこと。歴史を感じますね。
勤労感謝の日も新嘗祭も、労働やその成果について感謝する日であり、その感謝は一緒に働いている同僚、支えてくれる家族などの周囲や自身の幸運などのめぐり合わせにも向けられるものかと思います。
● 「感謝の練習」としての神社仏閣へのお参り、神事
私も入塾している「樺沢塾」の主催者で、「アウトプット大全」の著者でもある樺沢紫苑さんは、
「「神頼み」の効果を脳科学的に考察してみた」
というフェースブックのコラムで、
神社を「感謝の練習場」と位置づけています。
私も、時々新橋の烏森神社や近所のお地蔵さんなどにお参りしますが、確かに人に面と向かって感謝することは気恥ずかしかったり、タイミングが掴みにくかったりしますが、お参りして手を合わせて、お願いごとよりも先にまず感謝の言葉を頭の中に浮かべるのは比較的たやすく、その後気持ちも爽やかになるので、お勧めする次第です。
● 継続している感謝する機会を活用する
以前、
「「お中元」のシーズンに考える「季節のイベントの活用」」
で、季節のイベントを取引先との関係の維持・強化につなげることをご提案しましたが、
「勤労感謝の日」は社外だけでなく、社内や家族などさらに幅広い方達に感謝を表す機会にもなりますね。
このような、昔より継続し歴史のある「感謝の機会」も社内外とのコミュニケーションの活性化や関係を深めるために活用できればと思います。
その方法の一つとして、
「クリスマスに想う「無償のプレゼント」の価値」
でもお話した、
自社のビジョンや相手に取って有益な「情報」を感謝の言葉と一緒にお届けすることは、相手の信頼を得て関係を深める上でも有益な方法かと思う次第です。
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