イーロン・マスク氏などの採用面接にみる、温故知新と志し(ビジョン)に裏付けられた、空想力の必要性

【今日のポイント】

一流のCEOの面接での質問というのは、中々意表をつくものが多いようで興味を惹かれますが、
これらの質問などからも、VUCAの時代において、志や、過去の歴史の裏付けも得つつ、発想を飛躍させる空想力と構想力の必要性が高まっており、我々もその状況に備えなければとの思いを深くした次第です。

 

【目次】
1.2022/03/18 一流のCEOに聞くオフビートインタビューの質問 Offbeat interview questions asked by topnotch CEOs
2.想いでつながるフリーランスと中小企業が協力し、女性らしいマーケティングをもっと身近に活用できる日本へ
3.温故知新と志し(ビジョン)に裏付けられた、空想力と構想力を求められる場面が増加する

 

1.2022/03/18 一流のCEOに聞くオフビートインタビューの質問 Offbeat interview questions asked by topnotch CEOs

2022/3/18の1日5分ビジネス英語に表記の記事が掲載されていました。
https://matt-english.com/podcast/20220318

(引用は『』でくくります。太字と改行は筆者挿入。以下同じ。)

『一方、一流企業の役員が候補者の知性を試すために必要とするのは、1つか2つの予想外の質問だけだ。

[イーロン・マスク氏] テスラとスペースXのCEOであるイーロン・マスクの伝記によると、彼の好きな質問はなぞなぞだという。』

イーロン・マスク氏のなぞなぞというのも、なかなか意表をつかれますね。

同記事には、ヴァージン・グループの創業者リチャード・ブランソン氏や、オラクルの共同創業者でCTOのラリー・エリソン氏のインタビューで使う質問も記載されています。

なお、個人的には、リチャードブランソンさんの質問がその場で答えるには1番難しいと感じた次第です。

また、イーロン・マスク氏は面接で
「どのような問題や課題を、どのように解決してきたか、そのために何を学んだか」
を聴くとの記事もいくつか目にしましたので、課題解決力、自己成長力を重視していると言えるかとも思います。

 

2.想いでつながるフリーランスと中小企業が協力し、女性らしいマーケティングをもっと身近に活用できる日本へ

2022/4/1に、eightsuマーケティング株式会社は表記のプレスリリースを公表しました(PRTIMES_JPより)。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000089594.html
(引用は『』でくくります。太字と改行は筆者挿入。以下同じ。)

『当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「eightsuマーケティング株式会社」の夢です。

予算に限りがある中小企業だとマーケティングを活用したくても出来ない現実があります。
そこで、弊社では想いでつながる在宅フリーランス達と一緒に、即戦力で中小企業の問題解決に費用対効果が高くなるよう導くサポートをしています。』

同社のHPはこちら。
https://eightsumarketing.co.jp/

上記の「April Dream」は、PR TIMESによるプロジェクトですが、そのサイトはこちら。

『4月1日はApril Dream』
https://prtimes.jp/aprildream/

(引用は『』でくくります。太字と改行は筆者挿入。以下同様。)

『4月1日に夢を語りませんか。約束は行動につながります。
桜色の画像を作ってApril Dreamに参加できます。』

「夢や想いを届ける」過程そのものが、自社や自分の「夢、想い、ビジョン」を明確な形にして、自己認識や共有の機会にも繋がるものと考える次第です。

 

3.温故知新と志し(ビジョン)に裏付けられた、空想力と構想力を求められる場面が増加する

上記の記事や、参考トピックスに記載の、本ブログでもご詳細した、発明家で未来学者でもあるニコラ・テスラ氏の未来予測火星での水の発見などの事例からは、

温故知新と志し(ビジョン)に裏付けられた、空想力と構想力を求められる場面が増加する」事が予想できるかと思います。

以前にもご紹介したSFプロトタイピング進化思考などの記事を、最近目にする機会が増えていますが、

今回の採用インタビューの記事のように、想定外の質問に答えるには、
普段から、現状とは非連続な未来を想像して、必要と思えば備える姿勢や思考法が必要かと思います。

また、空想に実現性を持たせるには、過去や歴史にも学ぶ温故知新の意識や自分の価値観に基いたビジョンも重要かと思います。

日本でも、ムーンショット型研究開発促進施策や、
自社のビジョンから将来像を想定して、現在とのギャップから事業課題を設定する経営デザインシートなどのツールも提供されており、

今後は空想力と構想力を備える必要性が増して来るものと感じた次第です。

 
 
本ブログの参考トピックス>

『ニコラ・テスラの未来予測に見る「技術と欲求両面からからの予測」』

『「火星での水発見」に思う「創造力の源泉と共創」』』

『「SF思考」ー物語で見せる未来予測(1/3)』

『「進化思考」~「温故知新」と「不易流行」による螺旋的発展と生き残り戦略』
 

参考記事〉

『ムーンショット型研究開発制度』
内閣府サイト。
https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/index.html

 

『経営をデザインする(知財のビジネス価値評価)ー首相官邸サイトー知的財産戦略本部』
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/keiei_design/

 

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※>本ブログのトピックスの中で紹介している事例の中で取り上げているサービスや商品等は、解説のための参考として挙げたもので、
当研究所として推薦するものではありませんので、他の選択肢や導入の要否含めて、自社の状況に応じてご検討いただければ、大変幸いに存じます。

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