「英語の学習法」から考える「人材開発へのITと脳科学の利用」
● 「英語やり直し」を成功させる4つのアドバイス
2018/4/21の日経ビジネスに表記の大阪観光大学国際交流学部教授 池田 和弘氏による英語学習の4つのポイントに関する記事が掲載されていました。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/skillup/15/093000004/041900060/
読解と音声を組み合わせる、声に出して読む、日本語も活用する、文法を覚えるよりは文章の形をそのまま覚える方に注力する
という4点について、更にITなどのツールの使い方やその注意点についても述べられています。
田中氏の公式サイトはこちら
http://kazuhiroikeda.com/
● ITの活用と注意点
上記の記事でも、IT(スマホなど)の活用、特にテキストの読み上げ機能の有効性について、リーディングとリスニングの同時活用の点から述べられています。
また、「旧態依然の文法の教え方」を「動画などの最新技術」で教えることは、むしろ有用でない方法がひろがってしまうという課題を持っている点について警鐘を鳴らしています。
この点は、コンテンツとメディアの関係として大変興味深く感じました。
『SNS映えとインスタ映えの支援サービスにみるコンテンツの重要性』
https://wp.me/p9D2bS-pH
で、メディアとその使い方がお客様へのアピール力やプロモーション力の違いを通して、自社の競争力に影響することはもちろんですが、それ以上にメディアに載せる「良質のコンテンツ」を自社で蓄えていくことが必要になってきているとお話し、
「自分も「ジブリ」になれる?、「アイデア・コンテンツ」の重要性と実現スピード競争」https://wp.me/p9D2bS-hN
でも、マーケティングサービスの充実によって、逆に今までよりもアイデアやコンテンツと言った知的資産の重要性が高まるとともに、それを実現させるスピードも今まで以上に要求されることになるという点についてお伝えしましたが、
「英語学習」という「コンテンツ」についても同じ見解が述べられているという点は参考になるものと思います。
● 脳科学の視点
今回の記事で、もう一つ私が関心を惹かれたのが、
チャンク(意味の塊)の活用がすでにかなり進んでいるということでした。
樺沢塾などでも、脳のワーキングメモリ(一時的に記憶し、思考や作業に用いる単記憶領域)は3つ位まであり、これを有効活用する方法の一つとして、
数字やデータなどを3つまでのチャンクにまとめる(例>電話番号を3つの固まりに分けて覚える)
ことを推奨していますが、このような脳科学的にな視点が教材づくりに活かされていることは大変心強いですね。
● 人材開発におけるITと脳科学の活用
英語学習に限らず、ITや脳科学(心理学)の活用は、
少子高齢化社会における生産性向上や働き方改革の中で大変重要かつ大手企業を中心にかなりのスピードで進み始めています。
中小企業においても、人的資産である人材の活用・育成において、ITの活用は必要になってきていますが、その際に脳科学や心理学、あるいは今回の英語学習のように、学習対象に応じた適切なコンテンツをITなどのメディアに載せるというコンテンツからの発想・設計が重要であることを改めて感じた次第です。
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