フランスの贋作騒ぎに思う「現場主義」と「歴史に学ぶ」の両立の重要性

● 芸術品の贋作、フランスの村を震撼させる

2018/05/08の1日5分ビジネス英語で表記の記事が掲載されていました。

https://www.wisdomsq.com/contents/bepod/20180508.html
(引用は『』でくくります。 改行は筆者挿入、以下同様)
『美術史家は、フランスのある美術館の収蔵品の約60%は偽物であると鑑定した。 エルヌにあるその美術館は、19世紀の芸術家エティエンヌ・テルスの絵画を保有している』

ニュースを報じた動画 https://youtu.be/7BBCuqfh1oM

6割もの作品が贋作だったというのは驚きですね。
逆に、今までなぜわからなかったのかということも気になる所です。

元々偽るつもりで作ったのか、画家が勉強のために模作したのを、後に画商などが知らずか故意にか原作者のものとしたのかなど、想像をたくましくした次第です。

 

● 知識が贋作を見抜く

今回直接の契機は、美術史家が絵に触ったら署名が消えたということだそうですが、それ以外に画家の死後に立てられた建物が描かれていたことも決定的な証拠となったとのこと。

これは、審美眼とは関係なく、当時の建造物の建設時期などの知識が、贋作と見抜くことにつながったということになりますね。

このように、画商や権威などに頼らず自分の眼で確かめるということと、絵画やその描かれた時代に関する知識の双方が重要であることを教えてくれている事例かと思った次第です。

 

● 現場主義と知識のバランス

「お客様の自社商品の使い方の把握と知的資産経営」
https://wp.me/p9D2bS-81

で、お客様の自社商品の使い方に関する生の情報と、それを持っている人(お客様自身、コールセンターや店員などお客様と接する従業員)が重要な知的資産であることをお話しましたが、

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」とのことわざにあるように、過去、あるいは他者の経験や知識を活用することと、

ホンダの三現主義=「現場」「現物」「現実」を重視し、そこを起点に考え、行動する」のように、自分たちが実際に接するものを素直に受け止めてそこから考え、判断していくことのバランスは、時代にかかわらず重要ではないかと思います。

そして知識取得と現実把握の双方を実践できる人材の育成や、自社や業界、社会の歴史・経緯に関する学び、現場の把握へのAI・IoTの適用という仕組み作りが、自社の知的資産の構築・強化につながるものと考える次第です。

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