モランディ橋の崩落事故に考える「既存インフラと新技術の合わせ技」

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● 信頼できない建設技術

2018/8/28の1日5分ビジネス英語では表記の題でイタリアのモランディ橋崩壊事故を採り上げていました
https://matt-english.com/podcast/20180828

(引用は『』でくくります。 太字と改行は筆者挿入、以下同様)

『ジェノバ(イタリア)で最近崩壊し、多くの死傷者を出したモランディ橋は、鉄筋コンクリートを使用して建築された。しかし、その事故が発生する数か月前にレポートを提出した専門家によると、橋を支えていた金属ケーブルの腐食によって橋の強度は20%減少していた。

あらゆる点において、モランディ橋は世界中に建築された何百もの橋と似ている。レポートによると、それらの多くは老朽化している可能性があるという。』

2018/8/27の以下のロイター報道など、各紙も報じていますが、
この事故については一企業人としても、まったく他人事ではないと感じます。
https://jp.reuters.com/article/italy-motorway-collapse-safety-idJPKCN1LC05D

ビジネス英語のトピックスでは、ドローン等の新技術の活用が示唆されていますが、
モニタリングすべき範囲が膨大なため、新規にセンサーなどを設置することは費用面などのハードルも高いかと思います。

したがって、既存のインフラを最大限活用することが必要となりますし、そのような検討も進んでいるかと思います。

 

● 既に始まっている既存インフラと新技術の組み合わせ

既存インフラの利用においては、AI・IoTなどの新技術、ユーザーのモバイルデバイスと組み合わせることで更に実現性が高くなります。

例えば、通行する自動車のドライブレコーダー通行人のスマホなどの活用も考えれますね。

「中部電力のIOTに見る既存インフラの活用と将来のインフラ整備」
https://wp.me/p9D2bS-Fb

でもご紹介したように、
実際に千葉市では「ちばレポ」というスマホで道路などの不具合を知らせて行政が対応するサービスを行っています。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/216736

また、中部電力は、電柱を情報収集拠点として利用する試みを始めています。
・電柱を利用した街頭防犯サービスおよび敷地内監視サービス「mimamori-pole(みまもりポール)」
http://www.chuden.co.jp/corporate/publicity/pub_release/press/3268400_21432.html

こういった既存のインフラに、AIやIoT、LPWA(Low Power Wide Area)のような省電力型通信などを組み合わせて、今回のような社会課題を解決する方向に技術開発とビジネス開発がさらに進むことを期待します。

 

● 自社の周りに既にあるインフラと自社の知的資産の掛け算で強みを考える

これは、SWOT分析の「自社の強み」×「外部環境における自社にとっての機会」から新しいビジネスを考える方法の一つとなりますが、

「自社の知的資産」×「今は自社事業に使っていない(関係ないと考えている)世の中に既にあるインフラ」=「自社の新しい強みとお客様への提供価値」

という考え方で、ビジネスチャンスや商品・サービス開発を考えることも有効です。

特に、現在のサービス化「モノ売りからコト売り」というトレンドと合わせて、お客様のスマートフォンなども、自社商品の広告や販売だけでなく、それ以外の使い道がないかお考えになってみてはいかがでしょうか?

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